ポイラ
| 分 類 | 南米伝承（コロンビア） |
|---|---|
|
Poira（ポイラ）【スペイン語】 | |
| 容 姿 | 小人。身体が黄金色に輝く。 |
| 特 徴 | いたずらをする。 |
| 出 典 | － |
全身が黄金色に輝く小人妖精！？
ポイラは南米コロンビアのいたずら妖精だ。子供のような背丈で、太陽や月の光を浴びると身体が黄金色に輝く。普段は川辺の洞窟に暮らすが、しばしば人里に下りてきて、人々を驚かせるようないたずらをたくさん企てる。たとえば、町外れで子供が泣いていると思って抱え上げると、大きな歯を見せてゲラゲラ笑って去っていったり、お祭りやパーティに何気なく参加していたりする。ときには子供や女性を誘拐して一緒に暮らして、それから家族の元に戻すという悪さもする。ただし、人を傷つける悪さはしないとされる。
《参考文献》
- 『南米妖怪図鑑』（文：ホセ・サナルディ，画：セーサル・サナルディ，ロクリン社，2019年）
Last update: 2022/03/21
