ポチョン

分 類インドネシア伝承
名 称 Pocong(ポチョン)【インドネシア語】
容 姿死に装束に包まれた死体。
特 徴墓から出てきて跳び回る。
出 典

死に装束に包まれて跳び回る幽霊

ポチョンはインドネシアとマレーシアに伝わる幽霊。真っ白い死に装束に包まれた姿をしている。インドネシアの伝統では、死後、魂は46.3日間、地上に留まるが、この死に装束から46.3日経っても解放されずにいると、死体は墓から飛び出して、人々に解放を求めて、警告すると言う。イスラームの死に装束は、死体を頭の上、首、腰、足首、そして足の下で縛る。ポチョンも同様の縛り方をされているため、歩くことができず、宙をピョンピョンと跳び回ったリ、浮いたまま移動する。

ポチョンはインドネシアではポピュラーな存在で、テレビや映画に登場する。YouTubeなどでも、しばしば心霊映像として取り上げられている。

《参考文献》

Last update: 2020/04/16

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