盤古(パングー)

分 類中国伝承道教
名 称 盤古(盘古)〔pángǔ〕(パングゥ)【中国語】
盤古(ばんこ)【日本語】
容 姿頭に2つの角をはやし、毛皮をまとった毛むくじゃらの巨人。
特 徴原初の巨人。卵のようなものから誕生し、巨大化して天と地を分離し、死後、死体はこの世界になった。
出 典『三五歴記』ほか

どんどん成長して、天と地を分離!?

盤古(パングー/ばんこ)は中国神話に登場する原初の巨人。天地ができる以前に卵のように混沌とした状況で18,000年間眠り続け、陰と陽のバランスが整うと、卵を割って誕生した。盤古が生まれたときには、まだ天と地は接していて窮屈だったが、盤古は1日1日、その背丈を伸ばして、天を押し上げていき、遂に18,000年経って、天地を分離したという。その後、盤古は死んで、息は風と霧と雲、声は雷、左眼は太陽、右眼は月、頭は山、血液は川、筋肉は大地、ひげは星に、毛皮は茂みや森に、骨は鉱物に、骨髄は宝石に、汗は雨に……といった具合に、その死体の各部からこの世の万物が生成されたという。

ちなみに、中国語では、超大陸パンゲアのことを「盤古大陸」と宛てている。音だけでなく、意味も含めて合致した見事な翻字である。

《参考文献》

Last update: 2020/06/24

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