オロス
分 類 | ギリシア神話 |
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Ὄρος〔Oros〕(オロス)《山》【古代ギリシア語】 複数形:Οὔρεα〔Ūreā〕(ウーレアー)【古代ギリシア語】 | |
容 姿 | |
特 徴 | 山の神さま。ガイア(地)の子供たちで、それぞれ各地の山を司る。 |
出 典 | ヘーシオドス『テオゴニアー』(前7世紀)など |
ギリシア各地の山の神々はガイアから生まれた!?
オロス族、またはウーロス族はギリシア・ローマ神話に登場する山の神々。ヘーシオドスが『テオゴニアー』の中で語った創世神話によれば、この世界が誕生したとき、ガイア(地)は単独でウーラノス(天)、ポントス(海)とともにオロス族を産み出したという。ヘーシオドスはそれぞれの神々の名前を語ってくれていないが、ギリシアにはオリュムポス山やヘリコーン山、キタイローン山などの山があり、これらの山々には、それぞれ神さまがいた。この山の神さまたちがガイアの子供として生まれたということなのだろう。
《参考文献》
- 『ギリシア・ローマ神話辞典』(著:高津春繁,岩波書店,1960年)
Last update: 2013/03/28