ナブー
分 類 | メソポタミア神話 |
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𒀭𒈾𒁉𒌝〔dna-bi-um〕(ナブー)【アッカド語】 ※楔形文字の表示には対応フォント(Noto Sans Cuneiformなど)が必要です。 | |
容 姿 | 尖筆と粘土板を持った神。 |
特 徴 | ボルシッパ市の守護神。知恵と書記の神。マルドゥク神の息子。 |
出 典 | 『エヌマ・エリシュ』(紀元前18世紀頃?)ほか |
メソポタミアの書記の神さま!?
ナブーはメソポタミア神話の知恵と書記の神である。もともとはセム族の神で、アムル人によってメソポタミアに持ち込まれ、ボルシッパ市で篤く崇拝された。当初はマルドゥク神の書記官としての役割を持っていたが、マルドゥクがメソポタミアの最高神になるにつれて、次第に結びつきを強め、マルドゥクの息子とされるようになった。やがて、マルドゥクとナブーは二頭体制として崇拝されるようになった。
Last update: 2019/07/15