ミ=ゴ

分 類クトゥルフ神話
名 称 mi-go(ミ=ゴ)【英語】
fungi from Yuggoth(ファンギ・フロム・ユゴス)《ユゴスからの粘菌》【英語】
容 姿甲殻類のような姿。
特 徴地球外生命体。鉱物資源の採掘を目的に地球にやってきた。
出 典ラヴクラフト『闇に囁くもの』(1931年)ほか

未知の惑星から地球にやってくる宇宙人!?

ミ=ゴはクトゥルフ神話に登場する地球外生命体。遥か遠い外宇宙からやってきたが、太陽系の未知の惑星ユゴスに拠点を構えて、そこから鉱物資源を採掘する目的で、地球にやってきたという。ミ=ゴが最初に地球にやってきたのはジュラ紀で、以降、身を潜めながら、地球で活動している。

ミ=ゴの体長は1.5メートルほどで、エビのような甲殻類に似た姿をしているが、その性質は菌類に似ているという。翼を生やして宇宙空間を飛ぶこともできる。普段はテレパシーで会話をしているが、外科手術によって発声器官をつくって、人間の声を出すこともできるらしい。生きたまま人間の脳を取り出して、円筒の容器に入れて持ち運んだり、容器に特殊な装置を設置して視覚や聴覚を再現することもできるなど、医療技術の水準は高い。

基本的に写真には写らないが、しばしば目撃はされていて、ラヴクラフトによれば、ヒマラヤ周辺で目撃されるイエティの正体は、実はミ=ゴであるという。

《参考文献》

Last update: 2023/07/30

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