首なしライダー
分 類 | 都市伝説、日本伝承 |
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首なしライダー(くび-なし-ライダー)【日本語】 | |
容 姿 | バイクに乗った首のないライダー。 |
特 徴 | 夜道を首がないまま走り回る。目撃者は驚いて事故に遭う。 |
出 典 | - |
首のないライダーがバイクで疾走!?
首なしライダーは日本の都市伝説に登場する妖怪。幽霊の一種とも言える。夜道を首のないライダーがバイクに乗って走り回る。そして、目撃者は驚いて事故に遭う。実際に具体的な目撃情報があるわけではなくて、「首なしライダーがいるらしい」という噂だけが、東京都の奥多摩、栃木県の日光街道、兵庫県の六甲山などで囁かれている。
この都市伝説にはいろいろなヴァージョンが知られるが、よく知られたところだと、暴走族に悩まされた地元の住人が、道路にピアノ線を張ったところ、たまたま無関係のライダーがそこを走り、ピアノ線に引っ掛かって首がちょん切れてしまったという。本人は首がちょん切れたことも知らずに、今でも走っているのだという。首が切れたのが暴走族の仲間だったとか、ピアノ線を張ったのは敵対する暴走族だったとか、いろいろなヴァージョンがあるが、いずれにしても、首をなくしたまま、現在でも道路を走り続けている亡霊ということになる。
《参考文献》
- 『THE 都市伝説』(著:宇佐和通,新紀元社,2004年)
- 『真夜中の都市伝説 壁女』(著:松山ひろし,イラスト:児嶋都,イースト・プレス,2004年)
Last update: 2023/06/29