ノッカー

分 類ヨーロッパ伝承
名 称 Knocker(ノッカー)《叩く者》【英語】
容 姿鉱夫の姿をした小さな妖精。
特 徴鉱山に棲む。良質な鉱脈の在り処を教えてくれる。落石などの危険を知らせてくれる。

鉱夫たちを守護する鉱山の妖精!?

ノッカーはイングランド南西のコーンウォール州に伝わる鉱山の妖精である。彼らはよい鉱脈の在り処を知っていて、鉱夫たちが穴を掘っていると、コツコツと岩肌を叩いて、鉱脈の在り処を教えてくれる。そのため、knocker(ノッカー)《叩く者》と呼ばれている。落石があるときにも、ノッカーたちは事前に危険を察知すると、あちこちでコツコツと音を立てて危険を知らせる。

稀に人前に姿を見せる。鉱夫の姿をした小さな妖精であるが、基本的に妖精たちは私生活を覗かれるのを嫌っているため、鉱夫たちは彼らの生活を覗かないようにした。また、ノッカーたちが機嫌を損ねて鉱山から出て行った場合、鉱脈が枯れることがあるため、鉱夫たちは鉱山の中で罵り声を上げたり、口笛を吹いたり、十字架を切ったりしないように注意した。

《参考文献》

  • 『シリーズ・ファンタジー百科 世界の妖精・妖怪事典』(著:キャロル・ローズ,編:松村一男,原書房,2004年)

Last update: 2011/05/04

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