姦姦蛇螺(かんかんだら)

分 類都市伝説日本伝承
名 称 姦姦蛇螺(かんかんだら)【日本語】
容 姿6つの腕を持った巫女。
特 徴封印されていて、下半身を見た人間を殺す。
出 典

姦姦蛇螺のイラスト

大蛇の生贄にされた巫女の呪い!?

姦姦蛇螺(かんかんだら)は2009年にウェブサイト「怖い話投稿:ホラーテラー」に投稿された怪異、またはそこに登場する女性の妖怪である。上半身は6本の腕を生やした巫女で、下半身を見たものは死ぬとされる。投稿の中では、6本の腕で蜘蛛のように移動する下半身のない裸の女性として描かれていた。下半身は大蛇の姿だとされるが、投稿の中では下半身に関する詳細は記述されていない。

姦姦蛇螺の誕生と遭遇!?

その昔、人喰い大蛇の討伐に尽力した巫女が、村人たちに裏切られて、大蛇を鎮めるための生け贄にされた。以降、大蛇の被害は収まったが、今度は巫女が姦姦蛇螺となって18人の村人たちを呪い殺したとされる。その後、生き残った村人たちは何とか姦姦蛇螺を封印することに成功したようだ。

投稿された物語では、3人の少年たちが森の中の立ち入り禁止エリアに侵入して、厳重な封印の一部を崩したことで、姦姦蛇螺と遭遇してしまう。幸いなことに下半身を見なかったために命は助かったが、封印のための木片の形を崩してしまった少年だけは、両手両足がピンと伸びた状態になって、激しい痛みにのたうち回ることになった。

今でも姦姦蛇螺は村人の末裔たちの手で封印の場所を定期的に変えられながら、各地の山を転々としていて、手厚く供養されているという。

《参考文献》

Last update: 2025/01/25

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