人面犬(じんめんけん)
分 類 | 都市伝説、日本伝承 |
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人面犬(じん-めん-けん)【日本語】 | |
容 姿 | 人の顔をしたイヌ。 |
特 徴 | 人語を喋る。 |
出 典 | - |
「ほっといてくれ」と捨て台詞を吐く人面のイヌ!?
人面犬(じんめんけん)は日本の都市伝説に登場する妖怪。人語を喋るイヌで、その多くは中年男性の顔をしている。繁華街などでゴミを漁っていて、通行人が「しっしっ」などと声を掛けると、振り返って顔を見せ、「ほっといてくれ」とか「なんだ、人間か」などの捨て台詞を吐いて立ち去る。1989年から90年に掛けて小中学生の間で爆発的に広まった。人面犬に噛まれると人面犬になるとか、高速道路で人面犬に追い抜かれると事故を起こすなどとも信じられた。
《参考文献》
- 『日本の妖怪&都市伝説事典』(著:ながたみかこ,大泉書店,2011年)
- 『THE 都市伝説』(著:宇佐和通,新紀元社,2004年)
- 『真夜中の都市伝説 壁女』(著:松山ひろし,イラスト:児嶋都,イースト・プレス,2004年)
Last update: 2023/06/29