一寸ババア

分 類都市伝説日本伝承
名 称 一寸ババア(いっ-すん-ばばあ)【日本語】
容 姿大きな針を持った数センチほどの老婆。
特 徴小さな隙間から侵入して針でめった刺しにしてくる。
出 典

針でめった刺しにしてくるスプラッタ妖怪!?

一寸ババアは日本の都市伝説に登場する妖怪。大きな針を持った数センチほどの老婆で、犠牲者を針でめった刺しにして殺す。

この都市伝説は、旅館のトイレで女性の死体が発見されるところから始まる。小さな刃物でめった刺しにされていて、顔も面影がないほどに切り刻まれている。やがて、捜査が進むにつれて、トイレの鍵が掛かっていて、窓も鉄格子がついていて、とても人間が侵入できないことが判明し、捜査員たちは行き詰まる。やがて第2の犠牲者が出る。現場は同じ旅館で今度は男性が同様の手口で死んでいる。被害者の男性はビデオを見ている最中に殺されたようで、捜査員がビデオを確認すると、どうやらトイレに仕掛けていた盗撮ビデオである。この被害者の男性はビデオを仕掛け、それを回収して確認しようとしていたらしい。

やがて最初の被害者の女性が映る。殺人現場が映っているのではないかと捜査員が色めき立つ中、窓から数センチほどの老婆が侵入して、女性をめった刺しにする凄惨なシーンが映し出される。そして、老婆がカメラの方を向くと「次はあんたらだ」とニヤリと笑う。そして、捜査員の後ろから小さな老婆が襲い掛かる……という寸法だ。まさに呪いのビデオである。

《参考文献》

Last update: 2023/06/29

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