フワワ
分 類 | メソポタミア神話 |
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𒄷𒉿𒉿〔hu-wa-wa〕(フワワ)【シュメル語】 ※楔形文字の表示には対応フォント(Noto Sans Cuneiformなど)が必要です。 | |
容 姿 | |
特 徴 | |
出 典 | 『ギルガメシュ叙事詩』ほか |
杉の森を護る恐ろしい怪物!?
フワワ(シュメール語)、あるいはフンババ(アッカド語)はシュメール・アッカド神話に登場する怪物。『ギルガメシュ叙事詩』に登場する。レバノン杉の森の守護者で、杉の木を奪いに来たウルク王・ギルガメシュとエンキドゥに戦いを挑んだが、返り討ちにされた。ボルヘスの『幻獣辞典』によれば、全身、硬い鱗に覆われ、ライオンのような手、脚にはワシのような爪を持ち、頭にはウシの角をはやし、ヘビの尾と男根を持つ怪物だという。もともとは神々の杉を護る精霊だったとも考えられている。口からは毒の息と炎を吐き、叫び声で洪水を起こすという。フワワが倒れたときには、そのあまりに巨大な体格のために、21キロメートル四方の森の木々がざわざわと揺れたという。
《参考文献》
Last update: 2009/10/15