ヒバゴン

分 類未確認生物(UMA)日本伝承
名 称 ヒバゴン【日本語】
ヤマゴン、クイゴン【日本語】
容 姿1.5メートル程の獣人。全身茶色い毛で覆われ、二足歩行する。
特 徴1970年代に広島県比婆山で目撃。
出 典

ジャパニーズ・ビッグフット!?

ヒバゴンは日本の獣人型未確認生物(UMA)。1970年7月に広島県の比婆山で目撃された。身長は1.5メートル程で、全身は茶色い毛で覆われ、頭部は大きく、顔は逆三角形である。二足歩行していた。目撃された地名から「ヒバゴン」と呼ばれた。その後、多数の目撃が報告され、現地の西城町役場では1971年に「類人猿係」が設置されるほどだった。しかし、1974年を最後に目撃情報は途切れ、1975年に「ヒバゴン騒動終息宣言」が出され、類人猿係も廃止された。1970年から74年までの4年間には、26件の目撃情報、15件の足跡発見の情報が寄せられている。

その後、1976年と1980年に広島県山野町で似たような獣人が目撃され、1981年には足跡も発見された。そして1982年には、今度は広島県久井町で謎の獣人が目撃された。こちらは石を持ち「ホー、ホー」と吠えたという。それぞれ地名に基づいて「ヤマゴン」「クイゴン」と命名されている。同一のものかどうかは分からないが、獣人型の未確認生物は日本ではとても珍しく、いずれも広島県内で似たような時期に目撃されているので、同じものなのかもしれない。

群れからはぐれたニホンザルの誤認ではないかとも言われている(ニホンザルが1.5メートルにも巨大化するとは考えにくいが……)。

《参考文献》

Last update: 2021/09/24

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