コル

分 類朝鮮伝承
名 称 거루geolu〕(コル)《駏䮫》【朝鮮語】
容 姿おそらく小型のウマ。
特 徴ウマ100頭以上を率いて戦場に現れ、高句麗軍を勝利に導いた。
出 典金富軾『三國史記』(1145年)ほか

100頭以上のウマを引き連れて戦場に現れる王の名馬!?

コルは朝鮮伝承に登場するウマ。高句麗の第3代国王の大武神王(テムシンワン)が騎乗していたとされる。神馬(シンマ)とも呼ばれる。

コルの活躍は、金富軾(キム・プシク)が編纂した『三國史記』(1145年)の14巻に記録されている。西暦20年、テムシンワンは骨句川(コルグチョン)の付近で狩りをしている際にこのウマを見つけ、コルと名づけて自分のウマとした。軍を率いて扶余を侵略したが、敵軍に包囲されてしまった。テムシンワンはかかしをつくって陣に配置し、武器を持たせて兵士に見せかけると、脇道に移動して何とか脱出することができた。しかし、この混乱の際に、コルは行方不明になってしまったという。

しかし、それから数か月後、このウマが100頭以上のウマを率いて、鶴盤嶺の車廻谷に現れたという。その結果、高句麗は扶余との戦闘に勝利することができたとされる。

《参考文献》

  • 『한곡 요괴 도감』(著:고성배,2019年)(韓国語)

Last update: 2025/07/20

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