ドラゴン

分 類ヨーロッパ伝承
名 称 Dragon(ドラゴン)【英語】
※古代ギリシア語のδράκων(ドラコーン)《大蛇の怪物》に由来
容 姿爬虫類の怪物。
特 徴竜。火を吹く。空を飛ぶ。
出 典

ファンタジィ世界の怪物の王様!?

ドラゴンはヨーロッパ世界の強大な爬虫類の怪物の総称。《竜》と訳される。世界各地に類似した存在の伝承は残っている。現代では四肢と翼を持ったトカゲの怪物のような存在として描かれることが多い。dragon(ドラゴン)という言葉自体は、古代ギリシア語で《大蛇の怪物》を意味するδράκων(ドラコーン)に由来する。起源の古いものはヘビの怪物であることが多いが、時代が下るにつれて、しだいに2本足のもの、4本足のもの、翼をはやしたものなど、さまざまなヴァリエーションのドラゴンが登場した。竜は畏敬の念から崇拝の対象となる場合もあるが、ドラゴンの場合、多くの場合、邪悪な存在として描かれ、神や人間の敵として描かれることが多い。口から毒の息を吐き出したり、炎や煙を吐き出すものもいる。また、ドラゴンの血を浴びたら不死になるとか、その肉を食べると予知能力が身につくなどの伝承も多く残されている。

《参考文献》

Last update: 2012/08/22

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