ブキミちゃん
分 類 | 都市伝説 |
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ブキミちゃん【日本語】 | |
容 姿 | ぶくぶくと太った少女の幽霊。 |
特 徴 | 首のないフランス人形を持っていて、遭遇した人間の友人を殺害する。 |
出 典 | - |
ブキミちゃんと遭遇すると友人が死ぬ!?
ブキミちゃんは学校の怪談などで語られる都市伝説の妖怪。トイレの花子さんと同様にトイレに現れる。女子トイレの一番奥の個室の前で4回回ってからドアを6回叩くとブキミちゃんが出現するという。ブキミちゃんはぶくぶくと太った少女の幽霊で、口の端からは泡を噴き出しているという。
2人の女子児童がこのブキミちゃんに遭遇した怪談が知られている。ブキミちゃんは首のないフランス人形を抱いていて、一緒にブキミちゃんと遭遇した女子児童が「この子の首がいいんじゃない? その人形にとっても似合う」などと言って笑い出し「冗談よ、首はもう用意してあるから」などと言ったという。そして、ブキミちゃんが指した先から、別の友人の首がずるずると向かってきて、女子児童は気を失ってしまった。気がつくと女子児童は家で寝ていたが、翌日、学校に行くと、ブキミちゃんと一緒に遭遇したはずの友人と首だけで現れた友人とが、ブキミちゃんと遭遇した同時刻に事故で即死したと知らされる。
ブキミちゃんは花子さんの妹だとされ、さまざまな怪談が各地に残されているようだが、いずれも暴力的で恐ろしい存在として描かれる。
《参考文献》
- 『日本現代怪異事典』(著:朝里樹,笠間書院,2018年)
Last update: 2024/08/24