アプサラス

分 類インド神話
名 称 अप्सरस्apsaras〕(アプサラス)《水中を動くもの》【サンスクリット】
容 姿官能的で美しい姿をした女性。
特 徴水の精霊。天女。山野の精ガンダルヴァたちを伴侶にしている。天界の踊り子。
出 典『リグ・ヴェーダ』(前1500-900年)ほか

官能的な天上界の踊り子!?

アプサラスは古代インドの神話に登場する水の精霊。官能的で美しい女性の姿をしている。日本語では、しばしば「天女」と訳される。白鳥などの水鳥に姿を変えることもある。神々を超えようなどと思い上がった修行者がいると、神々はアプサラスを地上に送り込み、修行者を誘惑する。修行者はアプサラスに魅了され、堕落するという。

しばしば、山野の精であるガンダルヴァたちを伴侶としていて、聖樹バンヤンなどに棲んでいる。天上界では神々の踊り子として、ガンダルヴァたちが奏でる音楽に合わせて踊って神々を楽しませる役目を負っている。

《参考文献》

Last update: 2020/09/22

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