アポカリプティック・ビースト

分 類キリスト教
名 称 Apocalyptic Beast(アポカリプティック・ビースト)《黙示録の獣》【英語】
Beast of the Apocalypse(ビースト・オブ・ジ・アポカリプス)《黙示録の獣》【英語】
容 姿
特 徴
出 典『ヨハネの黙示録』ほか

ヨハネの黙示録に登場する怪物!?

アポカリプティック・ビーストは新約聖書『ヨハネの黙示録』に登場する怪物。「黙示録の怪物」あるいは「黙示録の獣」と訳されることが多い。正確な姿などは不明だが、ヨハネはこの怪物が海から上がってくるのを目撃している。彼によれば、怪物は頭が7つあり、10本の角をはやし、角には10個の冠を戴いていて、頭には神を汚す名前が書いてあったという。身体はヒョウ、足はクマ、口はライオンに似た不死の怪物である。頭に大きな傷を受けたが、たちまち治ってしまったという。終末の日には、このような怪物がたくさん地上に現れるとされていて、『ヨハネの黙示録』にはこの怪物のほかに、7つの頭、10本の角をはやした赤いドラゴンも出現すると書かれている。この「黙示録の獣」には具体的な名前は与えられていないが、「666」という獣の数字がこの怪物を表すとされている。魔術師のアレイスター・クロウリーは「Master Therion(マスター・テリオン)《大いなる獣》」と呼んだ。

《参考文献》

Last update: 2009/07/30

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