アモモンゴ
分 類 | フィリピン伝承、未確認生物(UMA) |
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Amomongo(アモモンゴ)《年老いたサル》【ヒリガイノン語】 | |
容 姿 | 大型のサル。鋭い爪を持つ。 |
特 徴 | 人や家畜を襲って喰らう。 |
出 典 | - |
フィリピンの獣人!?
アモモンゴはヴィサヤ地方に伝わる獣人型の未確認生物(UMA)である。尾のない巨大なサルのような姿をしている。伝統的には、ヴィサヤ地方では《ゴリラ》を指して「アモモンゴ」の語が用いられてきたが、伝承によっては鋭い爪を持っていて、村を襲撃し、家畜を襲ったり(ヤギやニワトリの内臓を引き裂いたとも伝えられる)、子供たちをさらって喰ったりしたとも伝えられている。
2008年6月には西ネグロス州のサグアン地区で、2人の住人が1.6メートルほどの毛むくじゃらの生き物に襲われたと報告されていて、この怪物がアモモンゴだとされた。カンラオン山麓にはたくさんの入り組んだ洞窟があり、アモモンゴはその洞窟の奥に棲んでいると信じられている。
《参考文献》
- The Aswang Project: A Compendium of Creatures from Philippine Folklore & Mythology(英語)
- Art & Fiction + Philippine Folklore & Mythology: Monsters & other supernatural beings from Filipino folklore & myths(英語)
Last update: 2024/02/11