赤マント
分 類 | 都市伝説、日本伝承 |
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赤マント(アカマント)【日本語】 | |
容 姿 | |
特 徴 | |
出 典 |
怪人赤マント、登場!!?
赤マントは1940年代頃から日本に流布した昭和初期の都市伝説の中に登場する怪人。夕暮れ時に、赤いマントを羽織った怪人が出没して、たくさんの子供たちを誘拐して殺害してしたというもので、大阪、東京、北九州など、広く日本各地に噂が流布した。いささかオーバな話では、この怪人によって子供たちは魔界に連れて行かれるとも囁かれた。動機について、この怪人は性的倒錯者であるため、女児しか狙わないという説もある。吸血鬼で、血を吸うとも言われている。警察や軍隊までが駆り出されたと実しやかに囁かれた。
当時、二・二六事件が発生しており、クーデターを起こした陸軍青年将校はマントを羽織っていた。また、政府はクーデターを鎮圧させるために軍隊を出動した。このような背景の中で、謎の怪人赤マントが誕生したものと思われる。
《参考文献》
- 『日本の妖怪&都市伝説事典』(著:ながたみかこ,大泉書店,2011年)
- 『真夜中の都市伝説 壁女』(著:松山ひろし,イラスト:児嶋都,イースト・プレス,2004年)
Last update: 2009/06/04