あぎょうさん
分 類 | 都市伝説 |
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あぎょうさん【日本語】 | |
容 姿 | 天井にぶらさがる老婆の妖怪。 |
特 徴 | 天井から抱きついてきて、首筋を舐める。問いかけに答えられないとかぶりつかれる。 |
出 典 | - |
「あぎょうさん、さぎょうご、いかに?」
あぎょうさんは学校の怪談に登場する現代妖怪。老婆の妖怪で、学校の教室の天井から降りてきて、抱きついてきて、首筋を舐めてくる。そして「あぎょうさん、さぎょうご、いかに?」という謎の問いかけをしてくる。これにうまく答えられると退散するが、答えられないと首筋を舐められ続け、やがて首にかぶりついてくる。
この謎の問いかけは「ア行3」=「ウ」、「サ行5」=「ソ」ということで、つまりは「ウソ」ということになる。だから「嘘!」と答えれば正解である。
学校の怪談系の物語にはこのような謎掛けが多い。たとえば「そうぜんぶ」や「よだそう」も同様で、逆さまから読むと「全部嘘」とか「嘘だよ」となる。あぎょうさんもこの類の言葉遊びから生まれた妖怪と言えそうである。
ちなみに『地獄先生ぬ~べ~』では、人間の言ったことを全て嘘にしてしまう妖怪をとして登場している。
《参考文献》
Last update: 2024/11/13