アバドン

分 類ユダヤ・キリスト教
名 称 אֲבַדּוֹן(アバドン)【ヘブライ語】
容 姿背中から翼をはやし、サソリの尾を持った馬。金の冠をかぶる。
特 徴終末に蝗害を引き起こす。
出 典『ヨハネの黙示録』ほか

イナゴの大群を引き連れてやってくる悪魔!?

アバドンは『ヨハネの黙示録』に登場する奈落の王で、ヘブライ語で《破壊者》を意味する。馬に似ていて、背中から翼をはやし、サソリの尾を持ち、金の冠をかぶった姿で、終末のときにはイナゴの大群を率いて現れ、5か月間、人々を苦しめる。蝗害を象徴したような存在で、堕天使だとされる。

《参考文献》

Last update: 2020/04/06

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