ウェンディゴ

分 類北米伝承、未確認生物(UMA)
名 称 Wendigo(ウェンディゴ)〔アルゴンキン諸語〕
容 姿骸骨のような痩せた巨人。
特 徴人喰い。憑いた人もウェンディゴと化す。
出 典

骸骨のようなカナダの雪男!?

ウェンディゴは北米の先住民たち(アルゴンキン族など)の間に伝わる精霊。森林地帯に棲み、人肉を求めて彷徨い歩いている。冬や寒さ、飢餓などに結び付けられた。部族によって特徴は異なるが、骸骨のような痩せた姿で、身長は5メートル近くある巨人とされる。姿を見せない術を持つとされることもある。深い雪の中を目にも止まらぬ速さで、まるで滑走している移動するが、足跡は残っている。

人間も圧倒的に空腹になると、ウェンディゴになってしまうとされ、人を喰らうという。ウェンディゴ憑きなどと呼ばれ、食人の前に熊などの脂肪を食べさせれば治るという。

19世紀から20世紀初め頃、目撃情報が寄せられ、しばしば、ビッグフットサスカッチのような獣人型の未確認生物とされることもある。

《参考文献》

Last update: 2020/06/14

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