オゴポゴ

分 類未確認生物(UMA)北米伝承
名 称 Ogopogo(オゴポゴ)【英語】
容 姿体長は5~15メートル。ヤギのような頭、ヘビのような身体、クジラのような尾。
特 徴身体を上下にくねらせて泳ぐ。200件以上の目撃がある。
出 典

湖面にいくつもの背中を見せるカナダのネッシー!?

オゴポゴはカナダのブリティッシュ・コロンビア州、オカナガン湖に棲息する水棲の未確認生物(UMA)。体長は5メートルから長いものだと15メートルの及ぶが、ヤギやヒツジのような頭を持ち、細長い身体を上下にくねらせて泳ぐとされる。尾はクジラに似ているとも言われる。湖面にいくつも背中をコブのように出す姿がしばしば目撃される。

現地の部族は、オカナガン湖に「ナイタカ(N'ha-a-itk)」という巨大な怪物の伝承を伝えており、舟で通るときには生け贄に獣を捧げていたという。記録に残る最初の目撃情報は1872年で、スーザン・アリソン氏が湖をくねくねと泳ぐ丸太のような怪物を目撃している。1926年には、J.L.ロギー夫妻と孫二人が湖畔を車でドライブしているときに、7メートルほどの木の幹のような姿を目撃。50センチメートルほどの頭部はヤギやヒツジに似ていたという。この目撃が話題になり、以降、「オゴポゴ」という名称が与えられた。1974年には、泳いでいる人の足に触れたという情報もある。襲われるようなことはなく、おとなしい性格だとされる。写真や動画なども多数、撮影されている。

古代のクジラ・ゼウグロドンの生き残り説を唱えるUMA研究家もいる。また、同じカナダの沖合に棲息するキャドボロサウルスという別の未確認生物に似ていることから、同一の種だと説明するUMA研究家もいる。

《参考文献》

Last update: 2021/10/01

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