一反木綿(イッタンモメン)

分 類日本伝承
名 称 一反木綿〔ittan-momen〕(イッタンモメン)【日本語】
容 姿白い長い布。
特 徴空を舞い、まとわりつく。

白い布がふわふわと舞い降りてくる!?

一反木綿(イッタンモメン)は鹿児島県肝属郡(きもつきぐん)に伝わる怪異、あるいは妖怪。一反(長さ約10.6メートル、幅約30センチメートル)ほどの細長い白布のような姿で、夜中、空からふわふわと舞い降りてきて、歩行中の人間の身体や首の周りにまとわりついてくるという。場合によってはそれによって窒息死させられることもあるという。

一般に、長い三角形の布に小さな目と手がついたような有名な一反木綿の図像を思い浮かべる人もいるかもしれないが、これは水木しげる氏の手によるもので、本来はただの布の姿をした妖怪だ。けれども、ただの布なのかというと、侍が斬りつけたところ、刀に血がべったりとついていて、そのまま姿を消したという伝承もあるので、何らか血の通った存在なのかもしれない。

《参考文献》

Last update: 2020/04/26

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