ゴーレム

分 類ユダヤ教
名 称 גולם(ゴーレム)《胎児》【ヘブライ語】
容 姿泥を捏ねてつくられた人形。
特 徴ラビの術で操られる。

ユダヤの魔術師レビたちがつくった人造人間!?

ゴーレムはユダヤ教の伝承に登場する動く泥人形である。ラビ(律法学者)が水と泥を捏ねてつくり、術によって自由自在に操る。魂や意思はなく、話すこともできないが、人の言うことは理解し、命令に忠実な、さながらロボットのような存在である。羊皮紙に《真理》を意味するאמת(エメス)と書き記して額に貼ると動き出すとされ、「א」の一文字を消し、《死》を意味するמת(メス)に書き換えれば崩れ去るという。使用にあたってはさまざまな制約があり、それを破ると暴走し、制御不能になる。

《参考文献》

Last update: 2019/07/08

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