2023年8月1日 歴史至上主義者!?
ボクは少しだけ変質狂的なところがあって、たとえば、ミュージシャンのalbumを買うなら、1st albumから買わないと気持ち悪さを覚える。漫画もそうで、『ドラゴンボール』が気になる場合でも、その前段で『Dr.スランプ』を買わないと気持ち悪さを覚える。もう、これは完璧に病気なのだと思う。
最近、洋楽を聴く機会が増えた。英語で歌詞を理解できるようになったのもあるし、歴史的な経緯も少しずつ分かるようになってきたからだ。そうなると、俄然、ロックの原点であるエルビス・プレスリーのAlbumを手に入れなくては、と思ってしまう。そうして、次はThe BeatlesやThe Whoに手を出して……。つまり、後世に大きな影響を及ぼしたミュージシャンを、順番に確認して、音楽の歴史を辿らないといけないような義務感に駆られてしまう。
実は、クラシック音楽も同様で、グレゴリオ聖歌、オルガヌス、古典音楽……と音源を聴いていって、ヒンデミットやバーンスタインまでを追い掛けた。バッハやヘンデル、モーツァルト……と片っ端から歴史を追いかけて収集してCDを聞きまくった時期があった。音楽史の本を片手に、そこに出てくる作曲家と楽曲を聞き続けた。
そんなわけで、そんなことをやっているといつまで経っても最新のミュージック・シーンに辿り着けなくなってしまうので、最近は趣向を変えて、えいや、とばかりにビルボードランキングの年間ランキングを2022年、2021年……と上位10曲をダウンロードして並べて聞いている。もう、ね。完璧に病気なのである。