2021年2月2日 立場違えば!?
目的が違えば同じことでもアプローチが異なるし、仮令、同じものを観ていても、立場が異なれば評価も異なる。そんなことを強烈に感じた1日だった。
企業の経営を考えるとき、外部の人間は、経営指標を眺めて、その会社の経営状況を評価する。でも、内部の人間は経営を改善するための方策を考えているので、改善できる点を探そうとする。
コンサルタントとして、ある会社を評価しようとしたときに、ボクたちはどういうアプローチがあるだろうか。現在地点としての経営状況を評価するアプローチもあれば、企業経営をしている立場から、改善案を探していくアプローチもある。ボクたちは、実際、企業運営をしている側なので、やっぱり、内部的なアプローチになる。一方、外部的なアプローチで眺める視点もある。
「財務」の研修を組み立てて、外部講師を呼んでみたものの、ボクの想定していた中身とまるで違うものを提案されて、ちょっと戸惑った、というお話。