2014年1月5日 検索は、想像力と思い遣りが試されている!?

インターネット検索は人によって検索結果に差が出る。同じgoogleというツールを使って、同じ内容について検索して、それでも、人によってアウトプットが違うのだから不思議だ。

後輩T野嬢の検索結果は比較的、妥当である。つまり、求めている解に近い検索結果を出す。それに対して、後輩S頭氏の検索結果はあんまり的を射ていないことが多い。きっと、検索の思想に大きな違いがあるのだろう、と想像する。

こちらが望んでいる検索ワードに対して、単純に言葉で検索してくるS頭氏に対して、T野嬢は一工夫する。例えば回答に専門性を求められているのならば、専門家が使いそうなワードを添えて検索する。そうすると、専門性の高いサイトが引っ掛かりやすくなる。その中から、「○○研究所によれば……」とか「○○メーカの見解では……」みたいな出典を添えた回答を用意してくれる。出典が分かれば、安心してデータを眺められる。

S頭氏は「そんなページ、引っ掛かりました?」などと首を傾げている。検索ワードを捻らないのがいけない。でも、こういうのは個人のノウハウなので、企業秘密である。

つまり、検索する際には「意図」なり「思想」を入れないと、情報の海に埋もれてしまうよ、ということが言いたいわけ。そういう一工夫が出来るか出来ないか。それって、多分、想像力の世界だ。想像力と思い遣り。そんなところで、人間の能力が試されているのである。後輩S頭氏よ。少なくとも、ボクはそういう視点の有無を試しているぞ。ふふふ。