2021年2月16日 そろそろ一方通行のプレゼンから脱却すべし!?

企業プレゼンをちゃんと考えないといけない時期に来た。そう感じた。ウェビナーに民間企業を呼んで、ビジネスマッチングの時間を設けた。でも、講義みたいなプレゼンをする企業が多い。自社製品の性能とか仕組みをメカニズムも含めて詳らかに説明する。まるで講義のようなプレゼン。当然、聞いている側も、その製品の性能や仕組みに向かう。でも、本質的には、ビジネスマッチングって、商品の性能や仕組みのPRの場じゃないような気がする。

たとえば、電気屋さんに行って、何か家電を買うときに、その性能や仕組み、メカニズムを説明されて、そこを深く理解したとして、それが購入の決め手になるとは思えない。我々は、商品開発者でも、機械技術者でもない。商品のメカニズムの詳細を知って、ああなるほどと思っても、それが購入の決め手にはならない。開発業者は、いろいろと創意工夫をしているのかもしれない。それが大きな技術革新なのかもしれない。でも、そうではなくて、その家電が自分の生活スタイルに合っているか。生活をどう改善してくれるのか。そして、その便益に対して金額的に折り合いがつくか。そういうことだと思う。

だから、パキスタンの現状をヒアリングして、自社製品が活用されたときに、どういう風に状況が改善されているのか、そのイメージを持たせなきゃいけない。そのためには一方通行のプレゼンではなくて、対話が必要だ。そういう意味じゃ、講義じゃダメだ。

うまい企業もいて、ちゃんとプレゼンの時間を抑えて、相手と対話していた。質疑応答も、製品の性能や仕組みの話じゃなくて、ソリューションの議論になっている企業もいた。そういう形にもっていけるように、我々も支援しなきゃいけないなあ、と痛感した。

そういう意味じゃ、研修もそうだ。講師が一方的に座学を伝えるのは、もう研修としては意味をなさない。そんなものは通信教育の動画教材で十分に事足りる。オンラインで繋ぐのだ。いろいろと、アプローチを変える必要はあるのだろうな。今回、ウェビナーの中で、プレゼンの時間は3分の1にして、3分の2は意見交換にしてみた。どんな発言が飛び出すか分からないし、議論は拡散するし、コントロールは非常に難しい。ファシリテーターには高いスキルが求められる。うまく出来たとは言えないけれど、でも、決して一方通行ではなかった。

2021年2月15日 Zoom、YouTube、Google Form、WhatsApp……時代だなあ。

ウェブサイト「ヘタっぴなアルコール蒸留」で仕事の話ばかりするのも本意ではないのだけれど、連日、そこに時間を費やしているので、本日も仕事の話。

本日はパキスタンとのウェビナー。主催者はボクで、ファイサラバードとラホールを繋ぐ。企画、司会進行、会議のファシリテーションも全部、ひとりでやる。でも、さすがにやりきれない部分もあって、端末の設定やICT関係の一部、後輩に投げた。

始まってからの想定外は、前評判ほどラホールの通信環境がよくなかった点。一所懸命、いろいろと説明してくれるけど、音が悪くて何を言っているか分からない。何度も聞き返して、意図を確認している間に、時間がどんどん無駄に経っていく。途中で現地スタッフが気を利かせて、WhatsAppで発言者の趣旨を連絡してくるので、少しスムーズに進むようになった。こういう連携が現地とできたのは助かった。

それにしても、時代だなあ、と思った。ウェビナーそのものはZoomで繋がっていてお互いに意見交換していて、それをそのままYouTubeに生配信して、多くの視聴者が見る。そして、質問やコメントがあればGoogle Formで送信して、それをZoomに反映させる。通信状況が悪くて聞きとれない部分は、WhatsAppでフォローされる。1年前では考えられなかった。新型コロナウイルス感染症は恐ろしいけれど、でも、明らかに世界を一変させた。

今回、少しだけ安心できたのは、頼れる同期がプレゼンターのひとりだったこと。彼女が登壇した45分は安心して任せられて、心穏やかでいられた。そういうのも、一本釣りでボクが選んだからよかったのだろう。

さあ、明日も頑張るぞ!!

2021年2月14日 鵜呑みにしてはいけない

土日が仕事で押し潰されて、苦しいところ。昨日に引き続き、パキスタンとのウェビナーでのプレゼン資料を作成している。既存のプレゼン資料をある程度、援用しようかな、と思って繋ぎ合わせてみたものの、よくよく考えると、間違っていないか、と思うことがたくさんあって、確認していたら半日くらい経ってしまった。

結論から言えば、かなりの部分、誤りがあった。何度も使われてきたプレゼン資料で、いろんな人の目が入っているはずなので、信頼度が高いと思っていたけれど、意外とそうではないことが判明した。

多分、専門外の部分で他の人がつくった資料は、みんな鵜呑みにするのだろうな、と想像する。過去から引き継がれているプレゼン資料だから大丈夫だ、とどこかで安心しているのだろうし、時間もないから取り敢えず使おう、と思っているのだろう。ボクは基本的には誰のことも信用していない。自分が目で見たもの、聞いたこと、触ったものしか信じない。だから、全部、一次資料に当たらないと納得しないので、間違いに気づいてしまう。本当は、そういう疑う姿勢というか、確認する姿勢は大事だと思うんだけど、なあなあでやっている人は意外に多い。

今回も、結局、たくさんの間違いを修正した。うーん。これで今までやってきたということが信じられないし、ガッカリしたし、ヤバいなあ、と思った。まあ、でも、そんなものよね。そんなこんなで、結構、夜中まで掛かってプレゼン資料を修正してしまった日であった。

……そして、ウェビナーはいよいよ明日。さあ、頑張ろう!!

2021年2月13日 孤軍奮闘。

まさにタイトルのとおり。孤軍奮闘。パキスタン国のウェビナーは、ほぼひとりで進めている。15日と16日がウェビナーの当日で、ファイサラバードとラホールからは総裁が参加するので、結構、大物ゲストという印象。その一方で、日本側から彼らと対峙するのはボクなので、責任重大だし、これでいいのかな、という想いはある。

さて、結構、ウェビナーというのは大変で、まずは通信環境を整える必要がある。もちろん、我々側の通信環境を整える必要もあるのだけれど(日本はICT途上国なので、それはそれで大変だ!)、先方の通信環境の確認をして、端末をどうやって繋がせて、参加者がちゃんとウェブ会議室にアクセスできる体制を組むのか。その辺を全部、こちら側である程度、コントロールしてやる必要がある。そんな活動を、土曜日になってもやっている。

講演者の手配も必要だ。日本側の手配は、手続き論だから、面倒臭いけれど、まあ、大丈夫。適切な講演者は把握できているので、後は「あなたに任せたい。お願い」という依頼文を一筆書いておけばオーケィだ。でも、先方の講演者は、こちら側ではなかなかコントロールしづらい。組織内のパワーバランスとか、政治的な絡みとかもあるし、こちら側は本当に喋って欲しい能力のある人や実績のある人ではなくって、出世のために活躍させたい人物にスポットを当てたがる。結局、紆余曲折ありながら、直前まで揉めていて、いよいよ明後日だというのに、決まらない。そんな調整をバタバタとやっている。でも、体裁は大事にする人たちなので、最終的には何らかの形に収まるのだろう。

オーディエンスへの配慮も必要。今回はZoomでウェビナーをするが、Zoomにアクセスする人間は限定的にして、その他大勢はZoomからのYouTube生配信を視聴してもらう形式とした。そして、YouTube視聴者の声をGoogle Formで集めて、適宜、ウェビナーに反映していくやり方だ。生配信用のYouTubeのURLを作り、サムネイルを作成して、Google Formの質問を作成してYouTubeの概要欄にURLを貼りつける。それぞれの属性の参加者で分析できるようにするため、YouTubeにアクセスするURLの入口を分ける作業もする。そんなことも、実はボクがちまちまやっている。

加えて、日本企業のビジネスマッチングの場もつくらなきゃいけなくて、そんな調整も動いている。どういう風にパキスタンに進出して、仕事をとるか。このPR方法やプレゼン準備については、最後までフォローしていた。

で、ようやく後回しになっていた自分のことを開始する。当日の司会進行もボクがやるので、そのタイムスケジュールと司会用の台本を準備する。ちゃんと時間管理できるかなあ、と心配になって、何度かシミュレーションしてみる。

……そして、ようやく、夜になって、自分のプレゼン資料を作り始める。そう。実はボク自身も講演者のひとりで、ウェビナーの中で20分間のプレゼンをする必要がある。これは明日にペンディング。

……こういうのを、ほぼひとりで抱え込んでやっているので、結構、しんどくて、休日なのに、今日はほとんどこれにかかりっきりだった。おそらく明日もそう。正直、パキスタンでのプロジェクトへの参画と、ウェビナーの事務局と、講演者と司会進行と、民間企業との調整と、分割やった方がよいのだろうな、と思っている。でも、そうなっていないのが現状で、苦しいところである。

2018年3月5日 海外で個人宅に招待されること

パキスタンのプロジェクトでコーディネータを務めてくれているAzhar Ali氏が、自宅に招待してくれた。

プロジェクトでいろんな国に行くが、どうしてもホテル暮らしになる。食事も自炊するかレストランに行く機会が多い。そんな中、個人宅で家庭料理を振舞われたりすると、本当にその国の文化に触れられたようなハッピィな気分になる。フィリピンでは総裁の家、スーダンでは通訳の方の家に遊びに行った。こういう体験はなかなか得難いものである。

料理上手なAli氏の奥さんがせっせと料理を作ってくれる。でも、食卓まで料理を持ってくるのは息子で、終ぞ我々は奥さんの顔を見る機会がなかった。これはイスラームの文化なのだろうか。それともパキスタンの文化か。ついつい直接、奥さんにお礼を言いたいなどと思うが、レストランではシェフの顔は見えないのが普通。それと同じと思えばいいのかもしれない。昭和の日本もそういう傾向は多少、あったはずなので、夫婦で客人を出迎えるという文化の方が新しい発想なのかもしれない。

パキスタンと言えば、イスラーム国家だし、ウサーマ・ビン・ラーディンを匿っていたし、隣接する国がアフガニスタンだし、最近でもラホールでテロルがあった。日本ではそういう側面が強調されて、非常に危険な国というイメージがある。でも、ボクはパキスタンを満喫している。ハラッパーの遺跡にも行ったし、ラホールではムガル帝国時代の宮殿やモスクも見た。観光資源も豊富だし、料理もおいしい。そして、こうやってAli氏の家にお招きされている。

もう少しだけ情勢が変われば、パキスタンは本当にいい国だと思う。ボクはどうしたってギリシア押しで、そこは譲れないけれど、でも、それに次いでパキスタンを押してもよい。

2016年11月16日 パキスタンより帰国!!

2か月、パキスタンに行っていた。向こうでもウェブサイトが更新できると高を括っていたが、セキュリティの関係でログインできず、更新できなかった。そんなわけでずぅっと音信不通になっていた。一昨日の夜に帰国し、昨日、いろいろと日本に溜まっていた仕事をやっつけて、ようやく、今日、こうして自宅でパソコンに向き合っている。Wi-Fiのセキュリティの低さは認識していたけれど、まさかホテルのWi-FiでさえもWordPressが弾いてくるとは、想定外である。

子供がもう少しで3歳になる。段々、父親と離れているということに対して、いろいろと考える歳になってきたようだ。大昔と違って、FaceTimeやLINEがあるので、モニタ越しに会話はできる。帰国日が近づいてくると、すごく嬉しそうな顔をして「パパ、早く帰ってきてねー」などと喋って手を振っている。成長が見えるので、安心できるし、それはそれで幸せである。でも、寂しそうな顔を見せられるので、切なくなることもある。

そんなわけで取り敢えずの帰国報告である。