2021年4月26日 ファジィさを受け容れる心が大事

新しく異動して来た後輩は、繊細で、こだわりが強くて、ちょっと変質的。Excelの表の文字を左寄せにすべきか中寄せにすべきかで議論を吹っかけてくる。「この資料、左寄せになっているじゃないですか。中寄せにすべきだと思うんですけど、どうですか」。気になるなら直せばいいし、本質的ではないので、議論しないで好みで勝手にやってくれ、と思う。出来上がってみて、あまりに変なデザインだったら、後で修正すればいいから、取り敢えず、本質的なところを完成させてくれ、と思う。

20スライドの既存のPowerPointで、来週、発表するように指示したら「PowerPointには目次が必要だ」というので、勝手につくるように言ったら、「3つに分類して目次をつくったんですけど、このスライドだけうまくカテゴリーができないから目次がうまくつくれない」と相談される。余談の部分だから、そりゃあ、分類はできないだろう。何でもかんでもうまく分類できると思っているのだな。そもそも、分類ではなく、目次をつくっていたのではなかったか。分類は頭の整理には役立つけど、万能じゃないし、キレイに分類できるほど、世の中は優しくない。そういう割り切れないファジィなところが、とても大事なのだ。

……まあ、うまくやっていこう。