2021年4月1日 どっちもスペックが高いのが稀有!?

中田敦彦の顔出しは昨日が最後ということで、昨晩、オリエンタルラジオのそれぞれのYouTubeチャンネルに2人が出演して、今後のことを話し合っていた。ボクは最近、寝るのが早いので、今朝、通勤中にこの動画を見ている。こういう好きなタイミングに見られるというのが、テレビにはないYouTubeの利点だ。そして、中田敦彦と藤森慎吾の、お互いがお互いを信頼し、尊敬し合っている関係なのだということを、モニタ越しにヒシヒシと感じて感激したし、どっちも才能のあるすごい人なんだな、と改めて思った。うかつにも、2人のトークを聞きながら、通勤中に泣きそうになってしまった。

中田敦彦のチャンネルでは、あっちゃんが藤森の才能を認めつつ、WinWinWiiinの司会を藤森に依頼するという流れで、この考え抜かれた司会交代プランと発表の仕方に感心した。おそらく、藤森だったらやれるだろう。中田敦彦の真意を正しく理解して、面白おかしくやれる。ベストなチョイスだ、と心から思える。WinWinWiiinの視聴者に向けた、そんなプレゼンになっているところも、そういうストーリーを提示しているところも、あっちゃんらしさ全開だ。

一方の藤森慎吾のチャンネルでは、藤森があっちゃんの顔出し引退の真意に迫る構成になっていて、藤森が上手に聞き役に回りながら、あっちゃんの本音を引き出していく。こういうのは、自分のチャンネルでおいそれと語りにくい部分なので、藤森のチャンネルで、藤森が聞き役に回ることによって、初めて喋れる内容で、そういう風に仕向けている藤森の聡明さを感じられる。そして「顔出し引退」が「マスではなくコアに向けて発信する実験」であることが分かってくる。

こういう動画を、実は3月31日まで温存して、最後の最後に公開するところも、また、戦略家だなあ、と思う。そして、フランクにトークして、決して、シリアスにしないところも、オリラジらしいな、と思った。