2015年2月19日 客観的に考えること

フィリピンに行って疲れてしまったようで、休暇をとって爆睡モード。月曜日もお休みしているので、かなりのダメージだ。根を詰めすぎたのもあるだろうし、寒暖の差が原因かもしれない。5時起きが続いたのも影響しているだろうか。うーん。

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ツクル君と一緒に、本屋さんに行く。児童書コーナでいろいろとツクル君に本を読んで反応を見る。ボクが思っていたよりも難しい本の方が面白がる傾向にある。意外と図鑑を面白がるし、絵が複雑なものを好む。もしかしたら、ボクは必要以上に子供向けの本を買い与えていたかもしれない。こうやって、ツクル君本人に、本屋さんで直接、本を選んでもらうというのが、一番、有効かもしれない。

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久々に川本真琴の3rd Album「音楽の世界へようこそ」を聴く。買ったときには、大昔の川本真琴のイメージを抱いていたせいか、あんまり好きになれなかった。だから、そのまんまCDラックに眠っていた。でも、今頃になって発見して、聴いてみると、非常によく出来ている。客観的に見れば、すごくいいAlbumだった。

常に客観的に物事を評価したいな、と思っている。でも、思い入れがあるとうまくいかない。そういうときもある。

2015年2月1日 リンカネーション(再生)!!

いるま嬢のカバー・アルバム『Reincarnation』が届いた。これまでのHollow Mellowの企画でいるま嬢がいろんな人たちに提供していた楽曲を、いるま嬢自らがカバー。ヴァイオリニストのJill嬢を加えて、ヴァイオリン・アレンジを加えての再構築。まさに「Reincarnation《再生》」である。上昇下降を繰り返して疾走するJill嬢のヴァイオリンと痺れるように切ないNemu氏のギターのダブルのソロが格別、格好よくって、心地よい。

いるま嬢は音楽の空間的なバランス感覚に卓越している。そこにNemu氏のギターが入り、Jill嬢のヴァイオリンが入って、混沌としていく。いるま嬢が理路整然とコントロールできる領域の外側が増えたということで、それが微妙な歪みをつくっている。それが新しい世界を生み出しているな、という感じ。

Nemu氏が加入した当初は、あまりに混沌とし過ぎて、一度、音楽がばらばらと崩れた印象があった。完成していた音楽的なバランスが崩れたのだ。でも、Hollow Mellowのプロジェクトを進めていく中で、次第に、うまく融合できてきたかな、と思っていた矢先に、今度はJill嬢の加入。もう一度、音楽を再構築する必要が生じたわけだ。もちろん、うまく融合できれば、新しい世界が見える。今回はNemu氏が加入したときのような大幅な崩壊はない。いるま嬢の中に新しい要素をうまく組み込める素地が出来ていた、ということだろう。いるま嬢は現時点でも、非常に意欲的で、チャレンジャである。

聴き所は8曲目。めらみぽっぷさんが歌っていた「Forbidden Lover-青い鳥-」の大幅なアレンジ。まるで別の楽曲のような変更っぷり。それなのに原曲のエッセンスはちゃんと残っている。中盤からの疾走感が素敵。そして、9曲目。最後の楽曲「Fall Away -マッチ売りの少女-」。ヴァイオリンとギターのテクニカルなソロも必聴だが、Albumを締めるのに相応しい盛り上がり。

本音を言えば、浮森かや子さんの特徴的な声が光っていた「Candy Prison -グレーテル-」や初めての男性・下和田ヒロキさんの「Lonely Prince -狼と3匹の子豚-」などの癖のあるヴォーカリトさんの楽曲をいるま嬢がどう料理するのか、ちょっと楽しみではあったのだけれど、それはまた、別の次回の機会に期待しよう。

ウェブサイト「ヘタっぴなアルコール蒸留」は梨丘いるま嬢の応援サイトなのである(笑)。

2015年1月21日 MCZ VS KISS

ももいろクローバーZの新曲MVが公開された。往年のロック・バンドKISSとのコラボレーションということで、ちょっとビックリした。

再生したら、いかにも洋楽っぽいリズム。そして、いきなりのアニメーション! あちこちに「和」の要素も取り込まれていて、まさにクール・ジャパン。おしゃれで面白い。アニメの世界からリアルのKISSが飛び出した瞬間は、まさに「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!」って感じ(笑)。でも、PVを楽しんでいると、全ッ然、楽曲が耳に入ってこないのよね。何度聴いてもそう。変な曲、という印象だけを残して終わってしまう。

で、今度はMVを観ないで、純粋に音楽だけを聴いてみる。すごく凝っていて、複雑で、挑戦的で、実に面白いんだな、これが。あれ? ということは、MVとして失敗? でも、目を惹くから、これでOK!?

それにしても、KISSもよくこの企画に乗ってくれたよなあ。どういう経緯でこのプロジェクトが着想されて、ここまで来たのだろう。そのプロセスがとても気になる。でも、KISSとしても日本向けのいいプロモーションになるので、ウィン・ウィンの関係と言える。ももクロ、相変わらず、ぶっ飛んでいて面白いなあ。

2015年1月15日 作品と作者をうまく切り分けられない

桑田佳祐が年末のLIVEの演出について謝罪したらしい。あれだけ好き勝手やっておいて謝罪するなんて、ダサいなあ。言いたい人には言わせておけばいいのに。まあ、それだけ右翼が面倒くさい、ということの証左なのかもしれない。事務所サイドの都合かもしれない。

正直、ボクはサザンが好きなわけでも、桑田佳祐が好きなわけでもないのだけれど、『ピースとハイライト』は好きだった。生温ーい歌詞ではあるんだけど、でも、共感できた。PVもちょっと過激だったけど、エンターテイメントになっていた。復活したサザンのこれからに、ちょっとした期待感があった。

本来、作品の価値は作品でしか決まらない。でも、今回のように、こうやって謝罪されてしまうと、作品の自己否定みたいな感じがして、作品の価値まで一緒になって下がってしまったように感じられるから不思議だ。ボクの中で、一気に『ピースとハイライト』の歌詞が薄っぺらく感じられちゃう。でも、それってボクがまだ作品と作者を混同して、うまく切り分けられていない証拠なのかもしれない。

『ピースとハイライト』、好きだったのになあ。好きだっただけにちょっとガッカリした、という感じ?

2015年1月6日 コンサート音源!!

本日発売の『クラシックプレミアム第26巻』は、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート特集だった。ちょうどズービン・メータのニューイヤー・コンサートを聞いたタイミングなので、感慨ひとしおだ。だからこそ、小学館も、このタイミングにこの特集を持ってきたのだろう。

CDを聞いていたら、最後に拍手が入った。をを、そうか。これはライヴなのか。そりゃー、そうだ。ニューイヤー・コンサートだから、ライヴ収録しかあり得ないのであった。でも、既刊の25巻までは拍手が入っていなかったので、それが当たり前になっていたので、ちょっと新鮮な気持ちになった。わはは。

「トリッチ・トラッチ・ポルカ」や「春の声」、「美しく青きドナウ」に「ラデツキー行進曲」まで入っているので、もう、これは完璧にニューイヤー・コンサートの気分だなあ。うふふ。


『隔週刊クラシックプレミアム第26巻』

2015年1月3日 『狂宴封鎖的世界「シャングリ・ラ」』

鳥居みゆきの公演『シャングリ・ラ』のDVD、ナイジェリアに行っている間に発売されていたらしい。うっかり情報をもらすところだった。海外に行っていると、こういう情報に疎くなるからいけない。

もしかしたら、最初の3作品(「ハッピー・マンデー」、「告別式」、「再生」)の方が、鳥居みゆきの個性が際立っているかもしれない。「方舟」に引き続き、今回の「シャングリ・ラ」はかなり丸くなった。丸くなったから、まあ、見れる作品になった。ボクは「再生」が一番、好きだったかなあ。生きることの意味を問うような感じで、前向きになろうかな、という感じ。初期の頃のように内面に深く潜り込むよりも、社会との接し方の側に視点が向かっている感じ。それが「方舟」、「シャングリ・ラ」とどんどん広がって、社会風刺の色が強くなった。その分、鳥居みゆきの強烈な個性は薄まった。

でも、驚いたのは、鳥居みゆきが多才だ、ということ。ヒロシの物真似をしたり、友近のような外国人吹き替えネタをやってみたり、歌を歌ったり、踊ったり……。この人の引き出しの多さに圧倒される。そして、演技力の高さに、心はどんどんダークになっていく。

どこまでが素でどこまでが台本なのか分からないが、鳥居みゆきが本物の遊園地で、お化け屋敷とジェットコースターの体験レポートをさせられている、というのも、ちょっと斬新な企画だった。

難を言えば、最後のネタくらいは明るく終われば、作品としてもっと引き締まったのになあ。鬱々と真っ暗なまんま終わってしまって、ずるずると引き摺るような後味だ。

2014年10月24日 リスクとマネー。おでん。

来月、仕事でナイジェリアに行くので、予防接種を受ける。先日は狂犬病。本日はA型肝炎。月曜日には黄熱を受ける予定になっている。非常に高額で苦しい。

正直、エボラやマラリア、デングなど、予防接種じゃどうにもならない病気ばっかりが蔓延している中で、狂犬病やA型肝炎、黄熱の予防にお金掛けて、何だかなあ、という感じがしないでもない。でも、やらないよりはリスクは低下するだろう。リスクとマネー。どう評価すべきか。価値観の問題だ。昔のボクだったら受けなかったかもしれない。でも、今のボクはしぶしぶ受ける。保守的になった。丸くなった。さてはて。

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SNSゲームの「ゆるドラシル」のゆるさ加減が、ボクにはちょうどいいらしい。あっはっは、と笑いながらゲームをやっている。オージンとソール、フレイヤがいい感じ。何しろ、あのオージンが「おでん」Tシャツを着ているんだよ? スレイプニルなんて、魔ゼルな規犬かと思ったよ。え? あはは。

うーん。こういうエンタメ性は理想だなあ。頭の切れるスタッフがいるんだなあ。まあ、現時点では、ゲームとしての面白さはよく分からない。戦略性とか技術とかが必要なのだろうか。ボクのユニットのレベルが低いせいなのか、ゲームに慣れていないせいなのか、何が何やらだ。それでも、神々の愉快な会話の続きが見たくって続けてしまう。そういう魔力を持っている。

2014年9月6日 隣り合って罪深く息をする『人間』も愛していけ!!

久々にSPACE SHOWER TVとMUSIC ON! TVを観る。レンタル・ランキングやカラオケ・ランキング、総合ランキングなど、いろいろやっている。相変わらず、ボクと世間様の趣味は合わない、ということを確認する。甘ったるい音楽が大流行だ。ボクは尖った音楽が好き。でも、こういうランキングを把握しておくことは重要だ。流行しているからには理由がある。その理由をちゃんと把握しておくことが必要だ。

あ、でも、関ジャニ∞のER2の歌詞がよかった。尖っていた。

「奪い合って笑う煩悩も 支え合って生きる本能も 隣り合って罪深く息をする『人間』も愛していけ!!」

「革命家を欲しては 出る杭をガッツガツ打つのが世の常!? 正義と言う名の多数派に 今日もきっちりフルボッコにされる個性」

こういう素敵な出会いもあったりする。それにしても、E-girls、売れているなあ。そして、少女時代の「Gee」がリバイバルでプッシュされているんだけど、何かあったのかしら。分からーん。

2014年9月5日 ミサト推しのボクはどうすればいいのかという論題

本日はお休み。とは言え、家で粛々とお仕事。どうしてもセブ島に出張に行く前にやっつけておきたい仕事があって、持ち帰ってきた。家の方が集中して仕事ができる。困ったことである。

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エヴァ祭り3日目というわけで、エヴァQ(藤子不二雄の登場人物みたいだな!)を観た。衝撃的だ。一体、何が起こっているのか、全ッ然、意味不明のまんま、延々と小一時間も見続けなきゃいけない。何だろう。軽い拷問だ。映画館で、みんな、怒り出さなかっただろうか。何の説明もないし、意味は分からないし、まさにキョトン、という表現が似つかわしい。おいおい、ちょっと待ってくれ給え。どうなってしまうのだろう。第一、ボクはエヴァじゃ、ミサト推しなのだ。それなのに、こんなミサトさん、かわいくない!! そんなわけで、最後まで悶々としながら眺める。ようやく、最後の最後でアスカやマリが登場して、エヴァっぽい感じになってきて、唐突に終わる。うーん。庵野さん、チャレンジャ。……というか、リビルドって、難しいよね。前作を超えられる結末に持っていけるのか、段々、心配になってきたよ。まあ、ボクが心配したところで何もならないんだけどさ。

2014年9月2日 9月のオススメ楽曲です(笑)。

今回は久々の音楽紹介。

Youtubeでストロベリーソングオーケストラの新曲を発見。「臓物にジグソウ」。7月に発売されていたらしい。メチャクチャ、メタルだ。ギターが唸る。ストロベリーソングオーケストラの醍醐味は、何と言ったって、宮悪戦車のデスボイスと美歌&朱音の合唱部の美声の組み合わせ方だ。そのバランスが、今回、ものすごくいい。シビれる。

それから、ゲスの極み乙女。の「アソビ」。一部ではウケがよくないみたい。まあ、歌ものというよりは楽器ものという感じなので、歌ものを求める人にはウケないかもしれない。ボクは基本、鍵盤屋なので、ちゃんmariのキーボードの踊るような感じが好きだし、面白いと思う。こういう突飛な感じの楽曲を、ゲスの極み乙女。には作っていってもらいたいなあ、と思っている。まさに「アソビ」というタイトルどおりだ。

2014年7月20日 戦争を知りたい子供たち!?

ツクルくんが一人で勝手に飲めるように取っ手付きの哺乳瓶を購入。

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ゲスの極み乙女。の『みんなノーマル』とアーバンギャルドの『鬱くしい国』がAmazonから届いた。いいね。ゲス極の涼しい演奏が格好いい。日本のミュージック・シーンに新しい風を吹かせてくれそうだなあ、と思う。アーバンは、実はインディーズの頃に、池袋のライブハウスでよく見ていた。もっとトゲトゲと尖っていた過去を知っているだけに、洗練されて丸くなったなあ、という印象。天馬のテンションはもっと高い方がボクの好みだった。もっと早口で哲学っぽいことを捲し立てる天馬節をどんどんぶつけられたい。そう思うボクである。でも、「戦争を知りたい子供たち」とか「自撮入門」なんかの歌詞は尖っていて、まだまだ天馬節は健在だ。そういうところに、ちょっと安心する。尖っているのに、安心するって、不思議な表現だけど、でも、まあ、そんな感じ。

個人的には「生教育」に登場する言葉たちに戸惑った。スクールカーストをテーマにした楽曲なんだけど、クイーン・ビーやターゲット、ジョック、サイドキック、メッセンジャー、ギーク、ゴス、ナード、ルーザー、バッド・ガール、フローター。アメリカのスラングだけど、普通、こういう言葉って、日本じゃ使われないんじゃないかなあ。ホント、天馬氏はいろんなところから言葉を持って来る。その嗅覚が面白いなあ。

 

それにしても、アーバン、谷地村さんが脱退したことすら知らなかった。今回のアルバムのリーフレットの写真に違和感を覚えながらも、谷地村さんがいないことにしばらく気づかず。そして、楽曲の作曲者のクレジットを眺めながら、「大槻ケンヂが参加している楽曲は鍵山さんが作曲しているのかあ。あれ? 今回は谷地村さんの楽曲はないのか?」と思ったときにもう一度、写真を見て気がついた。谷地村さんがいない!?

天馬のblogからは脱退の経緯に関する記事は削除されていた。でも、インターネット・アーカイブというのがあるので、すぐに過去の記事を見つけ出し、そして経緯を知る。うーん。何とも言えない感じだなあ。インターネット社会は怖いな、と思う。個人的なLINEのやりとりが、そのまんま流出してしまう。ハメられたのかもしれないし、本人も常習みたいなので、自業自得なのかもしれない。でも、もう、こうなると、何だかなあ、という感じ。流出させる人間の悪意が恐ろしいな、と思う。

2014年7月14日 この世は「ばけものだらけ」!?

雨鳥『ばけものだらけ』が独特の雰囲気で、非常に面白かった。そこまで過度な期待をしていないで読み始めて、いい意味で、見事に裏切られた。素敵な漫画だ、と思う。ほのぼのとした画だけど、白黒の濃淡とか、ゆらゆらと揺れる手書きの線とかが、ふ、と引き込まれるような瞬間がある。そして、いろんな妖怪が登場する。妖怪フェチのボクとしては、へえ、そういう解釈で描くのかあ、と驚くことや不思議に思うこともある。でも、ひとつの妖怪に対して、独特の感性と解釈で切り込んでいく姿勢は、非常に真摯で、クリエイタだな、と思う。女郎蜘蛛の腕が6本で描かれていたり(足も含めると8本になる!)、片車輪が自転車の車輪に棲みついていたり、雲外鏡が水にも憑依できたり、面白いな、と思う。そして、何気なく、自然にこの世界に存在しているような描かれ方。まさにタイトルのとおり。ばけものだらけ、なのである。まだ1巻なのだけど、今後の展開に期待だなあ。水木しげる曰く、妖怪千体説なので、まだまだいくらでも新しい妖怪が登場させられるのである。楽しみだなあ。ふふふ。


『ばけものだらけ 1巻』
(漫画:雨鳥,ライバルコミックス,2014年)

2014年7月11日 妖怪ウォッチをウォッチングなう!!

本屋さんにて大量に本を購入。思い切っちゃうと、どどーん、と5000円くらい買ってしまうから恐ろしい。目的は『少女ファイト』だ。知らないうちに、11巻まで発売されていた模様。驚くべきことに、ボクの書棚は8巻で止まっている。基本的に、本屋さんの漫画コーナは端から端までチェックしているつもりなのだけれど、こういう青年コミックは、少年コミックと違って、バックナンバも含めて、ちゃんと置いていないところが多いので、全ッ然、スルーしていた。そんなわけで、一気に11巻までおいつく。それから、クラシックプレミアムの14巻。今回の号は、ボクが大好きなバッハだ。……とノリに乗ってしまったお陰で、ついでに佐々木拓丸の『Eから弾きな。』と雨鳥『ばけものだらけ』をジャケ買い。前者はずぶの素人が強引なヴォーカル女子に巻き込まれて、いきなりバンド・メンバに抜擢された挙句、ギターを習ってステージに立つ、というお話。後者は、ほのぼのした画風の妖怪の話。雨鳥さんは前作も、独特の雰囲気があって面白かったんだけど、やっぱり、まだまだ同人っぽいかなあ、と思っていた。でも、今回はタイトルからして『ばけものだらけ』なので、妖怪フェチのボクとしては、ついつい手を伸ばしてしまう。ふふふ。


『少女ファイト』
(漫画:日本橋ヨヲコ,イブニング,2006年~)

そうそう。妖怪と言えば、最近、妖怪ウォッチなるものが爆発的に市場に溢れている。雑誌もテレビも、妖怪ウォッチ、妖怪ウォッチ……。ポケモンのような大流行だ。最近、注目して見ているんだけど、でも、ポケモンと同じで、ボクの食指はあんまり動かない。絵柄はかわいいし、ゲームそのもののほのぼのした雰囲気、ワクワク感はとても素敵なんだよね。でも、妖怪そのものに80年代のビックリマンほどの遊び心は感じられない。最近のパズドラのようなマニアックさも感じられない。基本、ボクはひねりのないオリジナル・モンスターには興味がないのだなあ、と自己分析。

とは言え、段々、古典妖怪が増えているようで、そういうものの描かれ方がどういう風にデフォルメされるか、という点には興味がある。人面犬とケルベロスがくっついたみたいな「かおベロス」というのもいて、こういうお遊びくらいまで行くと、多少、ビックリマンと張り合えるかな、と思っている。

現代の日本の住宅に妖怪が現れる、という設定そのものは、とても素敵だなあ、と思っている。ワクワクするもんね。舞台は最高だ。今後に期待だなあ。そんな感じ。

2014年4月26日 漫画家精神とシュールレアリスム

最近、話題になっている九井諒子さんの漫画を買ってみる。非常にシュールで、ジャンルとしては何なんだろう。SFなのかな。4ページから8ページくらいのショート・ショートなんだけど、じわっと来る面白さだ。捻くれているというか。絵だからこそ発想できるショート・ショートというのが多くって、ああ、根っからの漫画家精神を持っている人だなあ、と思う。ストーリィに合わせて絵質も変えられるので、尚更だ。

この漫画はね。シュールなものが好きっって感覚を持っている人にオススメだ。油断していると、どん、とやられる。先が読めない。


『ひきだしにテラリウム』
(漫画:九井諒子,イースト・プレス,2013年)

2014年4月12日 ふなっしーのおはなっしー

結局、昨日、本屋さんで発見した『ハーナンとクーソン』が欲しくなって、本日、買いに行ってしまった。そうしたら、隣に『ふなっしーのおはなっしー』という本が並んでいて、思わず、ネタとして買ってしまった。でも、意外と感動系の本で、よく出来た物語だった。笑いと感動がバランスよく配置されている。作者はふなっしーだ。ふなっしーって、頭のいい人なんだろうなあ。いいとものコメントとか、的確だもんなあ。そして、感性の優れている人だ、と思う。

絵本2冊

読み聞かせなう


『ふなっしーのおはなっしー』
(著:ふなっしー,イラスト:なかおけいこ,パルコ,2014年)

2014年4月11日 鼻の穴に棲む不思議な生き物の引っ越し物語

本屋さんで『ハーナンとクーソン』という本を発見して、吹き出した。や、面白い本だったのだ。男の子の鼻の穴に棲む不思議な生き物ハーナンが、女の子の鼻の穴に棲むクーソンのところに遊びに行く。それから、彼らがいろんな鼻を渡り歩きながら、引っ越しをして、最後に安住の地を見つける。そんなお話だ。絵がかわいらしいし、鼻毛で遊ぶ彼らの姿が愛おしい。いいなあ、こういう発想。そして絵も非常にポップだ。買おうかなあ。どうしよう。悩みながら、帰宅。また、明日、考えよう。

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最近、ドリップ・コーヒーの淹れ方がうまくなった。豆の挽き加減も、お湯の温度も、お湯の分量も、そしてドリップのやり方も。今思えば、初めはお湯の温度も熱かったし、お湯の量も多かった。ドリップも、道具が悪いのか、と思っていたけれど、そうでもないらしい。ガスがいい感じに抜けて、お湯を注ぐとふわふわと膨らむ。こういう感じを出せるようになったのは、最近のことだ。何事も鍛錬だなあ。


『ハーナンとクーソン』
(作:山西ゲンイチ,大日本図書,2013年)

2014年3月15日 さよなら、ステップラ。

明日は久々に大学時代の演劇仲間とのパーティ。我が新居にご招待。ツクルくんも紹介しなくちゃいけない。そんなわけでせっせと家の中をお片付け。

それにして、家が片付いているって幸せだなあ、と思う。だから、定期的にお客さんが来訪するのって、素敵なことだなあ、と思う。動き出すには動機が必要だ。お客さんが来る、というのは、片付けをするための大きな原動力になる。

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ボク自身、ステップラは使わない。パチン、と紙を綴じられるので便利だけど、不要になって捨てようと思ったときに、わざわざ針を外さないと捨てられない。大抵、書類なんていつかは捨てるのだ。ステップラを使ったら、いずれ針を外す作業を伴う。それは嫌だなあ、と思うわけ。

だから、ボク自身は2つの方法を使っている。ひとつはハリナックス。紙をそのまんま針代わりに紙を綴じる。しかも、昔はすぐにバラけてしまって不便だったけど、今は穴の形も工夫されて、ちゃんと引っ掛かるし、綴じられる厚さも改良されて、大分、厚くなっている。ボクの持っているハリナックスは10枚までいけるタイプだ。

もうひとつの方法はスライド・クリップ。普通のクリップだと、取っ手みたいなところがあって、邪魔になる。ガチャ玉だと、取っ手がないので邪魔にならないんだけど、でも、取り外しが面倒臭いし、嵌めるのに専用のガチャックがいる。その点、スライド・クリップは、両方の欠点をカバーしている、と思う。

どちらの場合も、課題は厚さだ。あんまり厚いと、どちらも対応できない。でも、そういう分厚い資料はそもそもこちらから願い下げだ。ハリナックスとスライド・クリップで対応できる範囲の厚さの資料を作成する。そう決めてしまった方が合理的だ。

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ムック『文房具屋さん大賞2014』を購入した。多分、ボクは人一倍、文房具に対してこだわりがある方だ、と思っている。ノミネートされている種々の文房具は、すでにボクが使っているものばかりだったよ。ふふふ。


『文房具屋さん大賞2014』
(扶桑社,2014年)

2014年3月13日 外国人向けの妖怪解説本!!

昔、空港で見かけた外国人向けの妖怪解説本(英語)をAmazonで発見したので購入してみる。『Yokai Attack! The Japanese Monster Survival Guide』。絵は水木しげるの絵をちょっとアメコミ風にアレンジした感じで面白い。

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実は、いつか、「日本の妖怪」を紹介する英語のウェブサイトをつくってみたいなあ、という野望がある。もちろん、日本語のウェブサイトの運営もままならないし、英語能力も不足しているので、すぐにどうこうというわけではないんだけど、でも、日本人なのだから、日本の妖怪を誇って、海外の人に紹介したいよなあ、という想いは、ずぅっとあるわけ。そして、そんな中で、いろんな国の人々から、その国の妖怪について教えてもらえるならば、それって最高だなあ、と思うわけ。

そんなわけで、この本が、どういう解説になっているのか、ずぅっと興味があったのだ。

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この本の解説は的を射た感じじゃない。正しくない部分もたくさんある。でも、遊び心満載で、お洒落。ちょっと面白い。そういう遊び心みたいなところがウィットに富んでいて、外国人風なのかもしれないなあ。こういう発想は、ファンタジィ事典をつくる上では、大事にしたいなあ。


『Yokai Attack! The Japanese Monster Survival Guide』
(著:Hiroko Yoda/Matt Alt,イラスト:Tatsuya Morino,講談社インターナショナル,2008年)

2014年2月12日 信仰心。

今年の我が社のイベントのポスタは、鉄道の車内にも貼り出すらしい。だから、気合を入れて頑張ろう。最近、どんどんボクの作品が露出していく。ボクは技術屋さんとして働いているはずなんだけど、デザイン業務とかイベント業務がたくさん回ってくる。それから、英語業務。どうも、何でも屋さんというか、便利屋さんになっているようだ。

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キリスト教って、日曜日になったら教会に礼拝に行くイメージがあるのだけれど、でも、実は、イエスが誕生したベツレヘムや幼少期を過ごしたナザレ、布教活動をしたガリラヤ、それから十字架に貼り付けられて歩いたヴィア・ドロローサ、死刑にされたゴルゴタの丘なんかが今でも聖地になっていて、熱狂的な信者は、そういう聖地を巡礼する。ゴルゴタの丘まで歩いたキリスト。その道を、信者は辿るらしい。そういう篤い気持ちって、ボクにはないなあ。ボクはクリスチャンではないけれど、でも、イエスの生涯を辿ったり、彼が活躍した場所を実際に訪れたり、十字架を背負ってゴルゴタの丘まで歩く疑似体験をしたり……。そういう活動を見ていると、何だか敬虔な気持ちになる。こういう信仰心が、宗教を支えているのだ、と思う。

日本にいると、結構、いい加減で、クリスマスを祝ったり、初詣に行ったり、縁日に行ったり、三回忌をやったりする。だから、あんまり宗教が尖っていない。でも、原理主義って、突き詰めていくと怖いんだけど、研ぎ澄まされた感覚があったりして、ドキドキする。仏教も、本当に出家して、お寺に入ってしまうと、多分、そういう尖った感じなのだ、と思う。昔、高野山に行ったときに、その空気を感じた。毎朝、早朝からお経を唱えていて、線香がもうもうと立ち昇る中、写経をした。繰り返しの儀式的なものが、実は一番、洗脳されるなー、と思った。不思議な高揚感とか達成感があって、信じてしまいそうになる。

『決定版 よくわかる世界三大宗教』は、そういう信仰心が滔々と描かれていて、ドギマギする。


『決定版 よくわかる世界三大宗教』
(著:保坂俊司,学研,2014年)

2014年2月4日 英語の本。

めい子さんから絵本が届いた。『Best Word Book Ever』という英語の本だ。ツクルくん、いきなりインタナショナルだ。頑張れ。でも、実のところ、ボクの方が勉強になっている。英語の教科書に出てこないような、意外と当たり前の日常単語の方が、実はとても難しかったりする。昔、何を血迷ったのか、『ナルニア国物語』を英語で読んでみようと、思い立ったことがあったけれど、のっけから躓(つまづ)いたのは、「にきび」とか「まつげ」とか、登場人物の身体的特徴を説明する行(くだり)だ。これが意外と難しくって、なかなか前に進まなかった。ネイティヴには日常の単語でも、ボクたち外国人にとっては教科書で見慣れない単語が、結構、あるのだ。この『Best Word Book Ever』には、そういう単語がたくさん並んでいるんで、勉強になる。


『Richard Scarry’s Best Word Book Ever』
(著:Richard Scarry,Giant Little Golden Book,1999年)