2015年3月7日 興奮しすぎて吐く。

昨日、ネットで頼んでいたツクル君の外履き用の靴が届いたため、今日は初めて、ツクル君を外で歩かせてみる。玄関を出て、駐車場のコンクリートの上にツクル君を下ろしたら、「おぉぉッ!」と雄叫びをあげた。それから一歩、一歩、大地を踏みしめるように歩く。

今まで家の中は自由に歩き回っていた。抱っこやベビーカーに乗せられての外出もあった。でも、自分の足で外を歩いたのは初めて。それに大興奮しているようだ。歓声をあげている。それから興味津々、あちこちを見回して、地面を眺めて、それからあっちにこっちにと歩き出した。

ラベル

自分の足で外を歩く。そんな当たり前のことが、彼には新鮮で、嬉しい出来事なのだ、と思うと、何だか感動してしまう。赤ん坊のときから考えれば、ボクたちは実にいろんなことが出来るようになっていて、気がつけば、いつの間にか当たり前の日常になってしまっている。でも、外を歩くという簡単なことも、赤ん坊にとっては大変なことで、ようやく、ツクル君も安定して二足歩行出来るようになったので、こうして外に連れ出せる。

そのうちに、ボクたちは年をとって、衰えて、外に出るという当たり前のことも制限されるようになるのかもしれない。一瞬のうちに、そんな想像をするボクだ。

* * *

あまりにも楽しかったのだろう。30分くらいしたので、もう満足しただろう、と抱き上げたら、嫌がってギャンギャンと泣きわめく。それを無理矢理、家に連れて行ったら、あまりに泣きすぎて吐いたよ。この性格、一体、誰に似たのだろう。え? 父親譲り? ……トホホ。