2015年2月18日 省エネモード讃歌!?
会社の英語版のパンフレットを企画しているチームにボクも参加している。
英語版のパンフレットを作る目的は何か、と自問自答。いつだって、もっともプリミティヴな問いかけが大切で、それを問うことがボクの信条だ。パンフレットの目的は、多分、会社のPR。ボクはそう思っている。この会社は何が出来るのか。何が強みなのか。ほかの会社とどう違うのか。それを踏まえて、この会社にお仕事を依頼してね。つまりは、そういうことだ。
でも、現状の草案では、その辺の会社の強みとか得意分野とかが非常に曖昧に書いてある。書いていないわけではないけれど、明確じゃないし、少なくとも訴え掛けるような書き方にはなっていない。それよりも過去の取り組みや事例、プロジェクトの紹介に主眼が置かれている。
もちろん、過去の取り組みや事例から、この会社が何をやって来て、何が得意なのかを類推することは出来る。でも、それは読み手の読解力に依存する。そうではなくって、パンフレットに明確に書くべきだ。そんな問題提起をする。でも、ボクの説明がうまくなかったのかもしれない。結局、このまんまの方向性。ボクの問題提起については、表面的に取り繕う方向で議論が進んでしまう。
もっと、食い下がって、果敢に反対した方がよかっただろうか。でも、疲れてしまう。どうも、ボクは昔みたいに尖がっていないらしい。さっさと白旗。諦めてしまう。これって、事なかれ主義? まあ、いいよね? これ以上は、多分、サービスの世界だ。
最近、省エネモード。ここで撤退する方が、楽チンだ。そんな風に物事を捉えるようになった。