2014年2月27日 息を潜めて待つ
今日も遅い帰宅。12時過ぎの帰宅だ。ホント、最近、連日連夜、「生産」について考える。
「生産」って何だ。果たしてボクは「生産」しているのか。自問自答。何だか最近、悶々としている日々だ。少しでも誰かのためになれば、それって小さくても意味があると思う。でも、体裁を整えるためだけの業務があまりに多くって、こういう業務に忙殺されながら、辟易する。組織の体裁だったり、会社の体裁だったり……。結局、そういう体裁を整えたところで、実際の商品のクオリティが上がるわけでもないし、顧客サービスが向上するわけでも、顧客満足度が向上するわけでもない。社員の労働意欲が湧くわけでも、業務効率が改善されるわけでもないし、生産原価が上がるわけでもない。ただただ会社の体裁が取り繕われる。でも、だからといって、会社の体裁が取り繕われたことで、会社のブランド力が守られる、というわけでもない。
そういう非生産的な行為って、大抵は「取り繕い」なので、矛盾を多く孕んでいたり、言い訳めいたりして、明快な解決が難しかったりする。だから、悩む。ああでもないこうでもないと悩んで、悩んで、考える。そうすると、何だか難しい仕事をした気分になる。でも、本当は何も生み出していない。その「何も生み出していない」という事実に、みんな、気がついたりしないのかなあ。ボクは会議が始まって数秒したら、もう、いつも辟易して、絶望して、後は会議が終わるまでの数時間、ずぅっとノイズが通り過ぎていくのを、息を潜めて待っている。そういう感覚を共有できる人間と仕事がしたいな、と思う。
ああ。仕事の愚痴みたいな雑記になってしまった。あっはっは。