2017年2月12日 パキスタンのキツネ婦人!?
パキスタンのカラチ動物園には「ムムターズ・ベーガム」というのがいる。ウルドゥ語なのかな。「ممتاز بیگم」と書く。《キツネ婦人》という意味らしい。人間の頭に、首から下はキツネという謎の獣で、しかも人語を喋る。カラチには行ったことがないので面会したことはないが、パキスタンのネタで面白いのないかなーと思っていたら見つけた。最近は便利な世の中で、Youtubeなどでも見ることができる。「婦人」と名乗りながら、実のところ、おっさんだ。
これ、毎年作成している我が家の雑誌の最後のページにネタとして載せておいたんだけど、日本語でもいいから寄越せ、とパキスタン人に言われて渡したら、気づかれてしまった(笑)。Pervaiz氏はカラチ出身のお爺さんだが、実際、この「ムムターズ・ベーガム」に会ったことがあるらしい。「これは神の被造物だ。お前は信じるか?」と問われた。「いや、信じないよー」と答えたら、「何故だ。人間の頭を持ったキツネだぞ?」としつこく訊いてくる。この「ムムターズ・ベーガム」は神の被造物みたいな触れ込みになっているのだろうか。