2025年2月7日 語られる妖怪を耳で捉えたいので
妻のちぃ子に誘われるままに、1月から「Duolingo」を始めた。言語学習アプリだ。英語はもちろんのこと、ベトナム語や中国語、韓国語、アラビア語、ラテン語など、さまざまな言語の学習を楽しんでいる。一問一答式で、いろんな問題が出題される中で、文字を読んで、文字を入力して、耳で聴いて、声に出して……を繰り返していくので、リーディング、ライティング、ヒアリング、スピーキングを次々にこなすような仕組みになっている。だから、脳みそが汗をかく感覚があって、短時間の中で脳汁がブシャーと溢れ出るようなイメージがある。もうすぐ1か月になろうとしているが、体系的というよりは感覚的に言語を覚えているような気がする。
うまくやれている気がするので、そのうち、ギリシャ語(現代ギリシャ語)やフランス語もやってみたいなあ。欲張りなボクはそんなことを思っている。ヘブライ語もあるんだよなあ。フィリピン語、とかタイ語、ミャンマー語など、ボクが今、妖怪を更新している国の言語が整備されていないのが残念ではある。
でも、ベトナム語と韓国語を学びながら、その国の言語で妖怪を調べることが苦にならなくなってきた。特に良いなあと思っているのは、最近、妖怪の解説がYouTubeになっていることが多くって、そういうのを視聴しながら「あ、今、『名前』って聞こえた!」とか「なんか分からんけど、否定文になっているぞ!」とか「あ、『パプ』って言ったから《飯》だな」などと楽しめる点だ。
妖怪は「語られる」存在なので、本来は耳で聴くのが一番いいはずだ。だから、ちょっとでもそういう境地に近づいていきたいなあと思っている次第。まあ、まだまだ入門も入門なんだけどさ。長期的な視座で頑張って行こうと思っている。そのうち、その国に行こうと思うかもしれないしね。