2014年10月1日 コーヒーの日
10月1日は「コーヒーの日」らしい。コーヒー原産地のブラジルでは、9月頃に収穫を終えるので、10月から新たなコーヒー年度が始まる。この日を境に、旧米と新米よろしく、旧コーヒーと新コーヒー(=「ニュークロップ」)になるわけだ。だから、「ニュークロップ」という表示をコーヒーで見たら、それは今年の10月以降に収穫した豆、ということ。
まあ、そんなことはどうでもいいのだ。新しかろうが古かろうが、おいしければ、いい。それでも、コーヒー好きとしては、今日をお祝いしないではいられないじゃないか。わははは。
2014年10月1日 雑誌の作成、始動!!
さて、恒例の新年の雑誌づくりが本日、ようやく本格的に動き出した。ちぃ子はちょっと前から、すでに着々と準備を進めているようで、裏表紙の絵を完成させて、見開き1ページの構想を練っている。ボクも表紙の絵に着手する。そして、見開き1ページの企画を考え始める。さあ、だんだん楽しくなってきたぞ。
やっぱり、こうやって毎年、続ける、というのがいいよね。張り合いもあるし、クリエイティヴな脳が一気に覚醒して活性化する。ほら。ついつい忙しさに感けて、さ。創作活動をないがしろにしちゃうボクだ。でも、こうやって無理やりにきっかけをつくれば頑張れる。静摩擦を蹴っ飛ばして、動摩擦の世界にシフトするってわけだ。動摩擦係数なら戦えるぞ。ふふふ。
今年はツクルくんも生まれて、なかなか家では落ち着かないボクたち。そんな中で、さてはて、どうなることやら。
2014年10月3日 日本語が非論理的なのではなく、書き手が非論理的なのである。
日本語って論理的じゃないと言うけれど、ホント、論理を意識していない人の日本語って意味不明だ。日本語にも、上手と下手ってあるのだなあ。何のことを言っているのか、突き詰めていくとよくわからない、という文章に出くわす。特にそれを英語に翻訳しようとすると、あからさまになる。この文章はどこに掛かっているんだ? これの主語は何だ? 検討するって、何を? みたいな感じの連続。もう、発狂しそうになる。
日本語が論理的なのではなく、論理的でなくても文章として成立してしまう。だから、書いている本人が非論理的であることに気が付かない。そういうことなのだろう。ボクが書いたら、こんな風にはならない。結局のところ、日本語教育に問題があるのだ。国語の授業って、感性を育むのも大切だけど、非論理的にいろんなものを省略しちゃいけないよ、ということを、しっかりと教えてあげなきゃいけない。というか、主語を書かなくても文章は成立するし、目的語がなくても文章は成立する。でも、それは省略可であって、省略する前にちゃんと考えなきゃいけない。動詞を書いたら、主語を書こうが書くまいが、主語を想定して書かなきゃいけない。英語みたいに自動詞、他動詞の発想がないので、日本語の場合、目的語を省略することだって出来る。でも、本当に目的語が省略できるのかも、ちゃんと考えなきゃいけない。特に体格になる名詞(「~を」に当たる名詞)を省略して、文章が成立するのだろうか、ということは、日本語で物を書く場合でも、ちゃんと考えなきゃいけない。
2014年10月4日 父親譲り!?
ちぃ子が飲み会に出掛けて、ツクルくんと二人っきりだ。ずぅっと泣き続けるツクルくん。抱っこしてもあやしても、全ッ然、泣き止まない。こりゃー、頑固で意地っ張り。父親譲りだ。波はあれども、よくもまあ、4時間ずぅっと泣きっ通していられるものだ。
それにしても、ちぃ子は文章が上手だ。面白い。ついつい読んでいて、ぷぷぷ、と吹き出してしまう。クッソゥ。そういうポップでキュートな日本語をゲットしたいものだ。
2014年10月5日 「お任せ」でいいのだよ、と暗に語る
いつものパーマ屋さん。鉄砲玉嬢が、何も頼まないのにコーヒーをブラックで出してきた。過去2回、コーヒーを頼んで、砂糖とミルクを使わなかった。それを覚えてくれた、ということなのだろう。こういうさり気ない気の遣い方が上手な人で、プロフェッショナルだなあ、といつも感心する。
今日は、彼女がネイルに行ったときの体験談を話していた。彼女曰く、「何をどうして欲しいということはないんだけど、何かいつもと違うことをやって欲しいってことあるじゃないですか。でも、何をどうしたいのか分からないから、結局、お任せになっちゃうんですけど。私のこういう気持ち、分かって欲しいんですよねー」。まさにボクの気持ちを代弁してくれる感じだ。結局、ボクも自分の髪の毛について、適当な表現でお願いができないので、全部、鉄砲玉嬢にお任せになっちゃう。「それでもいいのだよ」と暗に言われているようで、安心する。
2014年10月8日 ジョークには、非常に高度なバランス感覚が必要だ。
ずぅっと、冗談を言う人が羨ましいと思っていた。ウィットに富んだ会話をする人が羨ましいなあ、と思っていた。最近、過激な先輩に感化されて、ボクもユルく砕けた感じになってきた。でも、自分で冗談を飛ばしながら、やり過ぎて、これは失礼じゃないか、とドキドキすることしばしば、だ。そういう意味じゃ、全ッ然、楽ちんじゃない。非常にバランス感覚が求められる。
知人に頼まれて、フィリピンにリカちゃん人形を持っていくことになった。電話越しに、「800gになる予定です!」というので、「それでは、万が一、荷物が800g超過したら、飛行機のエクセス料金はお願いしますね!」などと言ってみる。「心して6,000円、準備しておきます」との回答。そうしたら、本日、彼のご家族から、ご指定のリカちゃん人形が届いた。結構、大きな袋に梱包されて、いろいろと入っていそうな気配。「白い粉とか入っていないでしょうね?」などと言ってみる。「白くない粉は入っているかもしれません。どうぞ、中身を検めてくださいませ」との回答。
こういうコミュニケーションは、とても心臓に悪いな、と思う。相手が、どこまでを許容してくれるか分からない。距離感の探り合い、だ。しんどいにゃー。シンプルに、朴訥と会話している方が、ずぅっと楽ちんなのではないか、と思う。
2014年10月10日 サポートが必要です(笑)!!
今日は寒い。ガタガタ震えっ放し。ああ、それでツクルくん、明け方にぎゃんぎゃん、泣いていたのかもしれない。4時頃からぎゃんぎゃんと泣いて、止まらなかった。寒かったのだなあ、きっと。
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さてさて。日曜日にはまたフィリピンだ。急ピッチで出発の準備を進めているけれど、今回は日本に残していく仕事がたくさんあって、ものすごく心配である。いろいろな準備作業や事前調整など、やらなきゃいけないことがたくさんあって、全部、同僚に任せてのフィリピン出発だ。
ああ、去年までの職場はよかったなあ。ボクがいなくっても、絶対にちゃんとうまくやってくれる、という信頼感があった。だから、安心してあっちこっち飛び回れた。ここの職場は、この人たちに任せて大丈夫だろうか、と心配で心配で仕方がない。小さくて新しい会社とは言え、こんなんじゃダメだ。海外出張する人を、ちゃんとサポートしてくれる体制をつくってくれなくては。怖いなあ、と思う。そういう意味じゃ、去年までは恵まれていたな、と改めて思う今日この頃である。
2014年10月12日 陳列の良さと品揃えの良さ
本日よりフィリピンに出発。今回は12日間の出張だ。珍しく羽田空港に集合。
羽田空港の方が、成田空港よりもお土産屋さんの陳列が分かりやすかった。そのせいか、品揃えもよく見える。どこに何があるか分かる、ということは、そのまんま、欲しい品物に到達しやすいということで、だから、品揃えがよく見える、という効果を生むらしい。大事なことだなあ、と思う。
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ミンダナオ島の政治情勢が少しだけ悪くなったらしい。爆弾を持って移動中の車が検挙され、爆弾テロの計画が疑われているとのこと。そんなこんなで、今回の業務にはセキュリティ・エスコートがつくことになった。果たして、どうなることやら。でも、カガヤン・デ・オロの人々の生活は、全ッ然、変わっていないんだろうなあ。
2014年10月23日 ブルルを探して三千里
本日、フィリピンより帰国。結局、ブルル(Bulul)の木像を発見できず。ブルルというのはフィリピンの精霊信仰に登場する田の神さまの名前だ。下級精霊みたいなもの。フィリピンでは、今でも一部、少数民族の間に精霊信仰が残っている。ブルルは、一見すると、膝を抱えて、体育座りで落ち込んだような姿の木像だ。何でそんなヘンテコな格好をしているのかは分からない。試しにBululでgoogleの画像検索でもすれば、たくさん出て来る。
面白いので、ボクも欲しいなあ、と思っていたわけ。マニラで買えるみたいな話だったんだけど、結局、見つからなかった。残念だ。ルソンの山岳地域の、少数民族がいるところに行かなきゃいけないのだろう。
まあ、仕事柄、もう何回かフィリピンを訪問するので、もう一度、トライしてみようと思っている。そう思えることが大変、贅沢なことだ。大抵の場合、海外旅行って、一度きりだ、と覚悟をするわけなのに……。
2014年10月24日 リスクとマネー。おでん。
来月、仕事でナイジェリアに行くので、予防接種を受ける。先日は狂犬病。本日はA型肝炎。月曜日には黄熱を受ける予定になっている。非常に高額で苦しい。
正直、エボラやマラリア、デングなど、予防接種じゃどうにもならない病気ばっかりが蔓延している中で、狂犬病やA型肝炎、黄熱の予防にお金掛けて、何だかなあ、という感じがしないでもない。でも、やらないよりはリスクは低下するだろう。リスクとマネー。どう評価すべきか。価値観の問題だ。昔のボクだったら受けなかったかもしれない。でも、今のボクはしぶしぶ受ける。保守的になった。丸くなった。さてはて。
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SNSゲームの「ゆるドラシル」のゆるさ加減が、ボクにはちょうどいいらしい。あっはっは、と笑いながらゲームをやっている。オージンとソール、フレイヤがいい感じ。何しろ、あのオージンが「おでん」Tシャツを着ているんだよ? スレイプニルなんて、魔ゼルな規犬かと思ったよ。え? あはは。
うーん。こういうエンタメ性は理想だなあ。頭の切れるスタッフがいるんだなあ。まあ、現時点では、ゲームとしての面白さはよく分からない。戦略性とか技術とかが必要なのだろうか。ボクのユニットのレベルが低いせいなのか、ゲームに慣れていないせいなのか、何が何やらだ。それでも、神々の愉快な会話の続きが見たくって続けてしまう。そういう魔力を持っている。
2014年10月25日 不審者に110番!!
近所に鎌倉パスタがある。最近、ハマっている。美味しいパスタ屋さんならたくさんあるけれど、この価格帯で焼き立てのパンが食べ放題というのが、とてもリーズナブルだ。
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そうそう。我が家の敷地に不審者が入り込んだ。玄関でちぃ子と雑談していたら、ひょっこりと我が家の裏手から顔を出して、スタスタと去っていく。多分、ベビィ・カーを洗おうとか、ホースを持ってこいとか、庭の様子はどうだとか、そんな話をしていたので、いい加減に焦れて出て来たのだろう。あまりに堂々と歩いていくので、一瞬、唖然として、気がついたら、自転車に乗っていなくなっていた。
こんなことでも一応、警察に連絡しておこう、と思って生まれて初めて110番に電話した。そうしたら、5分後くらいに神奈川県警がやってきた。事情聴取くらいだろうと高を括っていたら、7人くらいやってきた。現場検証が始まって、足跡採取までして行った。この対応にはビックリだ。よっぽど暇なのだろうか。でも、こうやって、ちゃんと動いてくれるというのは、市民としては安心かもしれない。
2014年10月26日 久々に落書きディ!!
久々に集中して妖怪の絵なんか描いてしまった。鉛筆で一気にがががーっと下絵を描いて、それから丸ペンでぐいぐいと線画を仕上げて、PhotoShopでベタ塗りで彩色。あっという間に2つも描いてしまう。多分、1時間ちょっとじゃないかな。どちらもフィリピンの妖怪。このくらいのクオリティなら、ガンガン行ける。もっと定期的に絵を描くようにしたいなあ、と思った。絵があった方が、楽しいファンタジィ事典になると思う。
残念ながら、今回の2枚は雑誌に使うことを意図して描かれているので、1月になるまでは非公開。乞うご期待。とは言え、本音じゃ、さっさと公開したいなあ。来週中にもう一枚、羊の絵を描いて、それで雑誌用の絵はおしまいだ。頑張るぞー。なんか、楽しいじゃん!! コピックよりもPhotoShopの方が楽チンかもしれない。でも、ベタ塗り限定だ(笑)。濃淡つけたり色を重ねたり、という芸当は、PhotoShopじゃ出来ないなあ、ボクは。
2014年10月27日 逆に英語から日本語に!?
黄熱の予防接種を受けた。だから、本日はアルコール厳禁ディ。そして過度な運動厳禁ディ。それなのに、グズるツクル君を抱えて家の中で走り回ってあやす。それから、はた、と、ああ、今日は過度な運動厳禁ディだった、と思い出す。あははー。
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英語で作ったPowerPointを日本語にする作業って、何だかなあ、という感じ。しかも、英語だと単語が長くって、配置するのが大変だったのに、日本語にすると、今度はスカスカになっちゃっう。まさに、言語の違いである。でも、表記上は英語の方が文字数が多いんだけど、発音すると、日本語でも英語でも、大体同じくらいの時間なのだ、と昔、本で読んだ。だから、英語を聞き取るのは大変なのである。
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雑誌の表紙用の羊の絵。本日、無事に丸ペンによる線画が完成。明日はコピックで彩色しよう、と思う。うむ。