2016年3月6日 黄金の駱駝

昨夜、スーダンに向けて出発し、アブダビ空港にて乗り継ぎ。昔、ちぃ子(妻)とトルコに行ったときにも立ち寄ったことがある空港で、非常に懐かしい感じ。あのときは二人で楽しくこの空港に降り立った。今回は同期のジャニ顔青年と一緒。

ご当地マック

乗り継ぎの便を待っている間に二人でご当地マックを満喫。ボクはスパイシーマックチキン。彼はマックアラビア。ボクは前回、ナイジェリア渡航の帰りにマックアラビアを堪能している。

黄金の駱駝

そして空港内の黄金の駱駝に跨って記念撮影。本サイトでは珍しいスーツ姿のボクだ。同期との渡航だから油断している、というわけではない。これは会社の女性陣から与えられたミッションである(笑)。そんなわけで、スーダンを前にして、まだまだ楽しいひと時である。

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ちなみに今、パソコンで入力しながら「🐪」とか「🐫」などの絵文字が打てることに衝撃を受けている。こんな機能を実装する前に、ちゃんと多言語化に対応して、楔形文字とかヒエログリフとかを印字できるようにして欲しい、と思う。

2016年3月6日 最高気温45℃のアラビア語の世界

スーダンの首都ハルツームに到着。飛行機から降り立った瞬間、ものすごい熱気に襲われる。最高気温45℃の世界である。

でも、街並みは思っていたよりもキレイだ。喫茶店やレストランもあるし、近代的な感じ。他の途上国に比べて、ドライバたちが安全運転なのも印象的。クラクションの音がしないし、車線を無視した走行もない。

ただし、外務省のウェブサイトにある「英語も通用」という表記は嘘八百だ。Wikipediaにもスーダンの公用語はアラビア語と英語と記載されているが、英語はまるで通じない。ホテルに荷物を預けて、電話のSIMを買いに電話会社に行く。ナイジェリアでも使っていたMTN社だ。でも、店員は英語が喋れず、いくら「Receipt(レシート)」をくれと言っても伝わらない。先に現地入りしていた日本人から「فاتورة(ファートゥーラ)」というアラビア語を教えてもらってようやく領収書をゲット。なかなか大変である。

でも、外国人からすれば、日本人も英語を話せない人が多いので、同じ感覚を味わっているかもしれない。国際化って難しいなあ。でも、日本人ならさすがに「Receipt」くらいは分かるだろう。

その後、レンタカー屋に行って、社長に外国人登録の代理対応を依頼する。スーダンでは、入国してから3日以内に外国人登録をしないと4日目から罰金をとられるらしい。しかも登録料は500ポンド(約5,500円)と比較的、高額。入国に際してビザも取得しなきゃいけないし、州を跨ぐ移動をするときには旅行許可書(Travel Permit)が必要だし、外国人に優しくない。イクない。

夜、みんなでレストランに行く。レバノン、シリア、トルコなどの中東料理だ。كباب(ケバブ)を堪能。食後にはトルコ・コーヒーを頼んで、ちょっぴり幸せな気分。スーダン、なかなかいいじゃない。悪くない。昼間は暑いけれど……。