2014年1月24日 「バルス」で2chサーバが陥落、の話!?

面白い記事を読んだ。あのマーケティングの専門家・牛窪恵さんの記事だ。「さとり世代」について書いていた。さとり世代の場合、ナウシカは録画じゃダメなのだ、という。どういうことか、というと、Twitterなんかでつぶやく仲間と一緒にナウシカを観るのだとか。うーん。それって、つまり共時間性を大切にしている、ということなのか? そういう価値観もある……のかなあ。

確かに共時間性とか共空間性って贅沢なものだ。価値がある。直接、ライブやコンサートに行くのも、共時間性とか共空間性を満足するためだ。スポーツ・バーなんかでみんなで一緒に野球を観戦するのも、共時間性とか共空間性とかを楽しむためなのかもしれない。

同じ時間に、一緒に楽しむ。そう表現すれば聞こえはいい。でも、違和感を覚えるのは何だろうか。Twitterをしながらナウシカを観る。うーん。全ッ然、ナウシカに集中できないよなあ。その辺は、どう考えるんだろうか。

みんなで同じテレビ番組を見ていた時代があって、次の日、学校で「昨日のあの番組、観た!?」みたいな話で盛り上がっていて……。でも、今はインターネットがあるので、番組が終わればすぐに、そこでいろんな人と意見交換ができる。明日まで持ち越しにはならない。それが突き詰められれば、まさに、オンタイムで感動を共有する、というところに行き着く……のだろうか。うーん。

分からないなあ、と思うボクは若者ではなくなってしまったのか。どうだろう。