2026年2月1日 老害になること勿れと常に自戒して

FUTURECARDに中田敦彦が出演していて、老害について語っている。ついつい、昔からあっちゃんを知っているボクとしては、勝手に「また、あの人への批判なのかな」と思い込んで視聴したら、全然、そういう話ではなかった。むしろ、謙虚な中田敦彦が登場してビックリしているし、身につまされる想いだ。

おそらく、先輩芸人がいつまでも居座り続ける状況に疑義を呈し、考え続けたあっちゃんは、自分の老後の在り方についてもちゃんと検討したのだろう。自分を度外視せずに、自分も老害になるとの前提で考えたのだろう。それって、とても大事なことで、ボク自身についても省みる時間になった。

ボクも会社の中では中堅になってきたし、実績も積んできた。評価もされている。でも、いつか感覚がズレてくる。それはそのとおりだろう。優秀な先輩がズレていく様はたん見てきた。失望もした。でも、それは決して他人事ではない。そう常に戒めることが大事だ。

そんなことを考える機会になったので、是非是非、一度、試聴してみてほしい。

  

2026年2月1日 『薔薇色の月』

ファントムシータが新曲『薔薇色の月』をリリースしていた。変幻自在で、間奏部分も多くって、ちょっと面白い。

百花さんの圧倒的な技術力の高さもいいんだけど、もなさんが

when i…
think about fear
la la la la la what comes to mind is
i fear the future without your heartbeat
far more than losing you tomorrow.

と英語で歌っているところがあるんだけど、そこが必ずしもオンビートではない感じの歌い方がすごくよい。

ちなみに、この楽曲は吸血鬼「カーミラ」をモチーフにしているらしい。吸血鬼についてもリサーチしてもいいよなあ。実は吸血鬼小説の元祖のポリドリの『吸血鬼』とか、『吸血鬼ヴァーニー』、レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』なんかをちゃんと読んだことはないんだよなあ。

  

2026年2月10日 竹葉軍を更新。

本日、朝鮮伝承のチュギョプクン(竹葉軍)を更新。10日振りの更新。ちょっとだけウェブサイト「ファンタジィ事典」の更新ペースが落ちている。ヤバい。

それにしても、先代の王が竹の葉を兵士に変えて助力してくれるというのは、非常に朝鮮半島っぽい話だと思う。王朝が継続するのも滅びるのも、その王朝の正統性みたいなところがある。

  

2026年2月17日 “Paint It Black”に興奮した朝

最近、朝、息子のツクル氏と一緒にオリンピックのフィギュアスケートを観ている。今日は三浦璃来と木原龍一がペアで出場していたが、楽曲がRolling Stonesの『Paint It Black』だったことに驚いた。だって、ロックじゃん。ボクはRolling Stonesの曲の中では『Paint It Black』が一番、好きだったので、ちょっと興奮してしまった。

フィギュアスケートでロックを選曲するというのは珍しいのではないだろうか。ストリングスアレンジにはなっていたけれど、どうなんだろうね。かつて、エキシビション以外では、こういう楽曲って、あんまりないんじゃないかなあ。少なくとも、ボクの記憶ではロックを選曲するパターンはないなあ。

でも、ボクの興奮は、あんまり家族には伝わらない模様。何しろ、Rolling Stonesそのものも家族の中じゃ、あんまり認知されていないからなあ。誰か、このワクワクをシェアしようぜ。

  

2026年2月22日 朝の音楽修行も役に立つ!?

テレビで冬季五輪のフィギュアスケートのエキシビションを観ていた。リトアニアのアイスダンスの選手(アリソン・リード氏とサウリウス・アンブルレヴィチウス氏らしい)が出てきて、いきなり会場にGuns N’ Rosesの『Welcome to the Jungle』のギターリフが鳴り響いたので、ボクはビックリした。

そりゃあ、りくりゅうの『Paint It Black』にも、その選曲の奇抜さに驚いたが、一応、ストリングスアレンジされていた。Guns N’ Rosesは特徴的なあのギターリフそのままの音源だった。そういう意味ではエキシビションだなあ。会場も盛り上がっていたし、ボクもそこそこ興奮していた。

実は、洋楽を聴くようになったのはここ数年だ。歌は「歌詞」があって成立する部分もあって、ボクは歌詞が分からないまま漫然と歌を聴くことができなかった。歌は歌詞とセットで機能すると思っている。オペラとかも同じで、何となく敬遠していた。でも、そろそろいい年齢だし、教養として洋楽も聴くか。そう割り切って、ここ数年、意識的に洋楽を聴くようにした。ボクの中で「分からなくても楽しむ」ということが許容できるようになったと言える。

そして、3年くらい前から、1950年から2025年までのBillboard年間ランキングを1位から30位まで延々と聴くという苦行を毎朝、続けている。そんなわけで、こうやって、Rolling StonesやGuns N’ Rosesが流れれば、すぐに分かる。Donna Summerの『MacArthur Park』もすぐに分かったし、Madonnaの『Like a Prayer』も分かった。そういう意味では、教養としての洋楽が段々と身についているということかもしれない。ふふふ。

  

2026年2月25日 死体が「くっついて離れない」怪異を調べてみた!?

本日は朝鮮伝承のチャクシ(着屍)を更新。妖怪なのかどうかもよく分からない。死体が身体にくっついて離れなくなったという現象だ。チャクシというのも、実のところ、『韓国妖怪図鑑』のコ・ソンベ氏による命名だと思われる。でも、独特な雰囲気があるので、今回、ウェブサイト「ファンタジィ事典」に加えてみた。

死体がくっついて離れなくなるというのは、結構、珍しいパターンなのではないか。しかも、実際に想像すると、メチャクチャ怖いのではないか。それを淡々と書いてしまうあたりに朝鮮半島っぽさを感じてしまう。

そんなわけで、多少のペースダウンはしているものの、着実に朝鮮半島の妖怪たちを追加している今日この頃である。

  

2026年2月27日 アーバンギャルドの新曲2連発に胸が熱くなった日

2月25日にアーバンギャルドが2曲の新曲「TOKYO禁猟区」と「バビロマンサー」を引っ提げて現れた。いい曲すぎて胸アツの展開だ。アーバンギャルドって、松永天馬が作っているイメージがあるが、「TOKYO禁猟区」は浜崎容子の作曲で、彼女もしっかりアーバンギャルドを演っているよなあと感じる。

「TOKYO禁猟区」は何となくglobeを連想させる。それでいて、どんどんと楽曲の後半に行くに従って疾走感が増して、天馬のラップのところで最高潮を迎える。この緊張感がとてもよい。

一方の「バビロマンサー」は映像が素晴らしい。一見、バラバラの映像のように見せて、引きで捉えると繋がっていく。これを繰り返しながら、耽美な世界観を作り上げていて、ついつい見入ってしまう。

たまにはこういうアーティストを堪能するのもいいよね。

  

2026年2月28日 Adoの『ビバリウム』とボク自身の原点回帰

2月28日にAdoが新曲『ビバリウム』のMVを発表した。素顔の公開ということで巷では話題になっているが、ボクはちょっとだけ受け止め方が違う。Adoの作詞作曲は2024年10月14日に発表された『初夏』以来で、ボクはこの楽曲の歌詞に強く感情を動かされた。

クローゼットに引きこもって歌を歌っていたかつてのAdoは置いていかれてしまった。Adoはそこから羽ばたいて大成功を収めた。けれども、歌い手としてのAdoと実際の人間・Adoの間には大きな隔たりがあり、そこに煩悶する。しかし、Adoはクローゼットの中に押し込めたかつてのAdoとは決別して歌わなければならないと決意する。そして、かつてのAdoはクローゼットの中で泣いている。

いろんなAdoがグチャグチャになってボクの頭の中に入ってきた感覚がある。ボクが一番、心を動かされたのは、途中のAdoのモノローグだ。「機械少女の歌が聴こえた」という呟きに、初音ミクと歌い手文化がかつてのAdoを救ったのかもしれないと感じた。初音ミク、ありがとう。

正直に告白すると、ウェブサイト「ファンタジィ事典」が1,500項目に到達するまで、残り5項目である。結構、ボク自身は感慨深いものがあって、1,500項目達成とどういう風に向き合おうかと色々と考えていた。そして、ボク自身のウェブサイト運営を振り返ってみようかと思って、昔のウェブサイトのデザインを引っ張り出してきたり、2003年当時のインターネット事情などを思い出したりしていた。そこにAdoの『ビバリウム』が現れた。Adoが自分自身を振り返る活動が、ちょうどボク自身の人生の出来事と重なった。