2026年2月28日 Adoの『ビバリウム』とボク自身の原点回帰
2月28日にAdoが新曲『ビバリウム』のMVを発表した。素顔の公開ということで巷では話題になっているが、ボクはちょっとだけ受け止め方が違う。Adoの作詞作曲は2024年10月14日に発表された『初夏』以来で、ボクはこの楽曲の歌詞に強く感情を動かされた。
クローゼットに引きこもって歌を歌っていたかつてのAdoは置いていかれてしまった。Adoはそこから羽ばたいて大成功を収めた。けれども、歌い手としてのAdoと実際の人間・Adoの間には大きな隔たりがあり、そこに煩悶する。しかし、Adoはクローゼットの中に押し込めたかつてのAdoとは決別して歌わなければならないと決意する。そして、かつてのAdoはクローゼットの中で泣いている。
いろんなAdoがグチャグチャになってボクの頭の中に入ってきた感覚がある。ボクが一番、心を動かされたのは、途中のAdoのモノローグだ。「機械少女の歌が聴こえた」という呟きに、初音ミクと歌い手文化がかつてのAdoを救ったのかもしれないと感じた。初音ミク、ありがとう。
正直に告白すると、ウェブサイト「ファンタジィ事典」が1,500項目に到達するまで、残り5項目である。結構、ボク自身は感慨深いものがあって、1,500項目達成とどういう風に向き合おうかと色々と考えていた。そして、ボク自身のウェブサイト運営を振り返ってみようかと思って、昔のウェブサイトのデザインを引っ張り出してきたり、2003年当時のインターネット事情などを思い出したりしていた。そこにAdoの『ビバリウム』が現れた。Adoが自分自身を振り返る活動が、ちょうどボク自身の人生の出来事と重なった。



