2015年2月21日 オンライン無料翻訳サービスの正しい使い方

オンライン上の無料翻訳サービスで情報漏洩、という記事がウェブサイト上のニュースに載っていた。普段、あんまり意識することはないけれど、オンライン翻訳は、確かに情報のアップロードには違いないわけで、場合よっては、それが情報漏洩に繋がる危険がある。

何が機密情報に当たるのかは考え物だ。開発中の新製品の英語資料を作っていたら、多分、ダメージは大きい。でも、海外の国の人宛てのメールの文章くらいだったら、そんなに大きな影響はないかもしれない。

いずれにしても、オンライン上の無料翻訳サービスの利用は、文章のアップロードである、という認識を持つことが大事かもしれない。ボクは今までその辺を意識的には考えていなかったので、反省である。

ボクの場合、google翻訳をよく使う。でも、正直、あんまり有効だとは思っていなくって、動詞の使い方を確認するためくらいにしか使わない。長い主語はいつだって「彼」か「それ」に省略してしまうし、目的語や補語なんかも「それ」で代用してしまう。要するに、文法と単語だけが知りたいのであって、こういう表現をするのかな、という確認である。ヘタに修飾語とか固有名詞、専門用語を入れて翻訳すると、しっちゃかめっちゃになる。形容詞を調べたいとき以外、形容詞もない方がいい。そういう使い方であれば、情報漏洩のダメージは皆無である。

まあ、そもそも最終的に言語を扱うのは人間さまのお仕事である。そのまんま、全文、コピペして翻訳にかけちゃえる人間は、きっと、お仕事が出来ない人だ、と思う。