2024年8月20日 インスタグラマー

ここ数年、母はInstagramに熱心だ。毎日、料理をしては写真を撮影してはアップロードしている。父は「食事の前の撮影タイムで、料理が冷めるんだよ」とこぼしている。まめにコメントにも返信して、いいねを押して回っているらしい。最近、フォロワーが1,000人を超えて、Instagramから収益化の可否を問われたらしい。

ボクが子供の頃、母はものすごく弁当にこだわっていた。最近でこそ、「キャラ弁」なる概念が導入されたが、当然、ボクが小学生の頃は、そんなものはなかった。でも、母はいろんな食材を使って弁当を盛って飾って、絵を描いていた。まさに「キャラ弁」の先駆けだったと言える。

blogで「キャラ弁」が一世を風靡していた時代に、母が「私も弁当の写真を撮っておけばよかった。今だったら私、毎日、写真を撮ってあげるのに!」と悔しがっていたのを思い出す。そんな母は67歳。この現代にフォーカスして、ちゃんとインスタグラマーをやっている。

悔しいので、ボクもInstagramを始めてみた。とは言っても、器用にいろんなSNSを使うことはできないので、pixivにあげている絵をInstagramに再掲しているだけ。それでも、pixivやXとは雰囲気も客層も違うので、これはこれでいろんな可能性を試せる。いつまでもアンテナを張って、若くありたいなあ。