2026年3月14日 朝日小学生新聞に『みんなで翻刻』が載っていた!?

息子のツクル氏のために「朝日小学生新聞」を購読しているが、今日の新聞のトップが「みんなで翻刻」だった。江戸時代の崩し字をAIを活用しながらみんなで翻刻していこうという趣旨のウェブサイトだ。ボクも江戸時代の妖怪関連の草双紙を読むときに参考にしている。みんなでやっているので、当然、正しいかどうかは分からない部分もある。元にしている古文書が明瞭じゃなくて、同じ文献でも別の所蔵者が公開しているPDFの方が明瞭なのになあ、と思うときもあったりする。……なんて、そんなこと言っていないでお前も参加しろよという声が聞こえてくる。でも、ボクは妖怪を調べたいのであって、そのプロセスで江戸時代の文字を読んでいる。全然、崩し字の専門家じゃないので、何となく敬遠している。

みんなで翻刻

今まで、この「みんなで翻刻」が、どういう経緯で成立したウェブサイトなのか知らなかった。記事によれば、過去の地震の記録をもっと周知しようという動機がきっかけだったようだ。2011年の東日本大震災で、過去に東北で地震があったときの情報を掘り起こしておけばよかったという反省もあって、古地震研究会が設置されて、その流れの中で、古文書を早期に解読するために、シチズンサイエンス的にみんなの協力を仰いだらしい。10年掛かると思われていた文献の翻刻は2、3年で終わったということなので、大きな成果だ。そして、今では「地震」という枠組みを超えて、いろんなジャンルの文献が掲載されている。妖怪の記事もたくさん載っているのでありがたい限りだ。

それにしても、小学生の新聞に、こういう江戸時代の崩し字が特集されていたり、AIの具体的な活用方法が書いてあったりして、いい特集だなあと感じた。