2025年12月6日 またもや「音楽深化論」がやってくれた!!
みのさんが主催の「音楽深化論 the battle」の第3回目大会が始まった。第2回で古山菜の花が圧倒的な存在感を見せつけたので、楽しみにしていた。そうしたら、のっけからやられた。Kokemaro(こけつまろびっツ)の『蚊の研究』を是非、お楽しみいただきたい。
徹頭徹尾、ナンセンス詩の極みで、意味が分からない。でも、雰囲気はある。結構、コメント欄では「歌詞がもっとよければ」的な意見が多い。でも、何だか分からない言葉の連なりからでも感じられるものはある。それをフィーリングで自由に感じとることこそが、こういうナンセンスな音楽へのアプローチであって、楽しみ方だと思う。意味が通る文章にしか意義を求めないのでは、ちょっと感性が足らなすぎる気がする。
それに、iTuneで楽曲をダウンロードしてみたら、彼らの「鳩」という楽曲があって、そちらはもっとずぅっと歌詞としては分かりやすい。こういうちゃんとした(?)歌詞というか、物語も作れるのだ。まあ、分かりやすいけれど、ナンセンスで不条理な世界は変わらないんだけど。「鳩」なんかは、ある種の筋肉少女帯のような雰囲気もあったりする。
女性のコーラスが途中から入ってきて、いい雰囲気になる。これにも批判は集まっていて、もっと上手な歌手がいるだろうという批判なんだろうけれど、でも、この中途半端さ、発展途上な感じの生っぽさに違和感があって、味があって、この楽曲の雰囲気に合っている。狙ってやっているのか、偶然、こういう形になったのかは分からないけれど、個人的には、このまんまで突き進んで欲しいなあと思ったりする。何て言うんだろう。滅茶苦茶上手なバックバンドの上に、男性ボーカルと女性コーラス、歌詞の生み出す嘘臭さ、作り物みたいなざらざら感みたいなものが、とてもよい味になっていると思っている。





