2014年4月18日 退社に向けて、心の準備をする!?

22日付で今の会社を退社することになったので、デスク周りのお片付けを開始だ。でも、全ッ然、片付かないなあ。基本的には溜め込み性のボクだ。物がたくさんあって、なかなか片付かないのである。でも、カウントダウンは始まってしまったので、やるしかないのである。

そうそう。退社繋がりで、大社。意外と日本に住んでいて、ボクは神道のことを知らないのだなあ。神宮は天皇直系の神社、大社は出雲系の神社のことらしい。いや、厳密にはそんなに単純じゃない。元々は大社と言えば出雲大社しかなかったわけで、神宮も伊勢神宮だ。いつの間にか、そういう区分けになっているようだ。出雲大社、熊野大社、諏訪大社、宗像大社……。オオクニヌシ、スサノヲ、オオクニヌシの子・タケミナカタ、スサノヲの娘たち・宗像三女神。確かにみんな、出雲系の神さまだなあ。でも、春日大社はタケミカヅチなので、これは例外だなあ。オオクニヌシを平定した方の神さまだもんね。

まあ、先に言葉があって、定義が後からついてくるので、矛盾も生じる。神宮と名乗ったり、大社と名乗ったり、神社を名乗ったり、神社がそれぞれやっていて、何となく、今は「大社」と言えば出雲系、「神宮」と言えば天皇直系という雰囲気を持っているのだろう。

  

2014年4月19日 フィリピンの妖怪

『地球の歩き方 フィリピン』を購入。でも、フィリピンの歴史がよく分からないなあ。歴史が分からないと、いまいち、妖怪も追いかけられない。

そもそもフィリピンの妖怪って、どんなのがいるんだろうか。現地に根付いた妖怪って、誰かが採集して整理してくれないと、なかなか正体を掴みづらい。

日本だったら、柳田先生とかが頑張ってくれたし、水木しげるの力も大きい。そもそも、江戸時代の赤本や青本、黄表紙なんかに妖怪が文字として記録されている、というのもありがたい話。

フィリピンだと、そういう記録が残っているだろうか。それとも、人々の口伝に頼るのだろうか。口伝であれば、それを誰かが採収しないといけない。アスワンとかマナナンガルなんか、フィリピンの吸血鬼の部類だと思うけど、こういう話を見ると、やっぱり、文字媒体というよりは、口伝の部類なんだろうなあ、と思う。

え? 何でフィリピンに興味を持っているのかって? そのうち、フィリピンを訪問することになるからさ! ふふふー。

  

2014年4月20日 大人になってから歌う童謡

今日、童謡の本を見ながら、ツクルくんに「おお牧場はみどり」を歌ってみた。歌いながら、なんて雄大な歌詞なのだ、と驚いて、そして感動している。正直、「よく茂ったものだ ホイ!」のところしか記憶になかった。というか、子供ながらに、そこで爆笑していたような気がする。でも、「雪がとけて 川となって 山をくだり 谷を走る 野をよこぎり 畑うるおし 呼びかけるよ 私に」というクダリは、頭にすぅっと情景が浮かぶ。大自然の歌、水循環の偉大さを歌った歌だ!

最近、「横浜市歌」も歌う。リズムが変わるところでツクルくんがケラケラと笑うのだ。でも、これも港の讃歌だ、と思うと、ホント、横浜の歴史を歌った歌だなあ、と思って、感慨深くなる。大体、ね。横浜の歌なのに、最初に日本を歌うところから始まる。「日本は島国だ」と始まるわけ。そして「世界各国から船がやってくるから、港の数は多い」と続く。その上で「だけど、この横浜の港が一番だよね!」と歌ってのけるのだから、森鴎外センセのセンスはすごい。

そんなわけで、ツクルくんのために童謡を歌っているわけだけど、大人になってから歌うと、歌詞の中身もよく分かるし、意外といい歌だ、と知るというか、感慨深いなあ、と思う。

  

2014年4月20日 植えるだけガーデニング!?

畑をつくってみた。紫蘇(しそ)とパセリ、ミント、バジルなど。ちょっと生えていると便利な実用的な野菜(?)を植えてみた。それこそ、鍬(くわ)とスコップでザクザクと耕して、植えるだけ。こんな雑な感じのガーデニングで、果たして、ちゃんと育つのかなあ。土を入れ替えるとか、石灰を撒くとか、そういう凝ったことは何もしない、植えるだけガーデニングだ。

ミントを植えたので、これでいつでもモヒートが飲める、というものだ。しめしめ。でも、今、手元にはラム酒がないのであったことよー。アーメン。

植えるだけガーデニング
植えるだけガーデニング

  

2014年4月21日 道具とは……

「道具は使いやすくなくっちゃ、道具じゃない」

本日、ある機器制作メーカを訪れた。そのときに社長がそう仰った。彼曰く、複雑で難しいのは、道具としての要件を満たしていない。誰が使っても、同じだけの成果が出るのが、いい道具なのだ。そう力説されていた。そして、そう仰るだけあって、この会社の製品は人間工学的だし、使いやすい。ボクもあっという間に使い方を覚えてしまった。

さらに、道具は与えることがゴールではなくて、ちゃんと長く使い続けてもらうことがゴール。これも彼の強い哲学らしい。国際ビジネスでいろんな機材が発展途上国に入っていく。でも、現実は、うまく行っていない場合が多い。壊れてそのまんまだったり、使われなくなって放置されていたりする。場合によっては、すごい道具だ、などと展示されていたりする。そういう国際ビジネスがあまりに多いことを、社長は憂いているのだ。

ボクたちは現地に道具を持ち込むだけじゃなく、使い方を教えて、長く使えるようにしなきゃいけない。今回、ボクたちは現地でトレーニングをして、ちゃんと使えるようになるまでサポートする。だからこそ、社長は納得してボクたちに機器を提供してくれるのだ。

社長の想いを汲んで運び込んだ機材が現地で技術者たちに長く使い続けてもらえるような仕組みをつくる。それが、今回のボクのミッションのひとつだな、と思っている。技術継承のシステムも構築しなきゃいけないだろう。

  

2014年4月22日 さよなら三角、また来て四角!!

本日付で会社を退職。明日からは別の会社の人間だ。本当に、最後の最後まで仕事を抱えながら、バタバタと今日という日を迎えた、という感じ。よく、ビジネスの基本は人間関係だ、などと言う。人脈は財産だ、とも言う。でも、ボクはつい最近まで、この言葉の意味をあんまり理解していなかった。むしろ、人間関係なんてどうでもいいじゃん、と思っている部類の人間だったと思う。

会社を辞める前になって思うのは、やっぱり、仕事って人間関係だなあ、ということ。これは、ただ知り合いが多い、ということじゃない。何か仕事をお願いしようと思ったときに、快く引き受けてくれる顔がぱっと思い浮かぶかどうか。あるいは、困ったときに誰に頼めば解決してくれるかを知っているかどうか。そういう信頼できるパートナがたくさんいることが、財産なのである。

6年間で、そういう信頼できるパートナがたくさん出来た。これって、ボクが築き上げてきた信頼関係なのだなあ、と思うわけ。新しい職場に行ったら、また、ゼロから再構築しなきゃいけない。これってしんどいことだなあ、と思う。そう思って初めて、ああ、財産だったなあ、と再認識する。

今までありがとう。感謝だ。そして、別の会社に行っても、今後ともよろしく。

  

2014年4月23日 サンスクリットに魅入られて……

本日付で新しい会社に配属になった。その歓迎会ということで、近くの呑み屋さんへ。そして、エヌ田さんと意気投合する。

どうやら、彼女は大学時代、何をとち狂ったか(注:エヌ田さんの発言のまま!)、サンスクリットを専攻したらしい。だから、文法や意味は分からなくとも、音としてのデーヴァナーガリーは読めるので、インドに遊びに行くと、ついつい文字を発音してしまうのだ、と言っていた。会社のメンバたちは「え? エヌ田さん、サンスクリット語なんて読めるの?」と驚いていたけれど、エヌ田さんは「ええ。サンスクリット読めますよ」と答えていた。ああ、エヌ田さんは「サンスクリット語」とは言わない派の人間なのだな。ボクと同じ人種だ。

そもそも彼女は文字が好きらしく「音としてなら読める文字」がたくさんあるとのこと。この感覚が、とてもボクに近い。ボクも「音として読める文字」ならたくさんある。「文法」にはあんまり興味がないのだ。最近じゃ、ミャンマー文字も少しだけ「音として読める」ようになってきた、と思う。そういうアプローチで言語に向き合う点はボクと彼女は似ている、と思う。そういう意味じゃ、英語ってどう頑張っても「音として読める文字」にはならないので、難しい言語だ、とボクは密かに思っている。

その後、インド・ヨーロッパ語族の話でエヌ田さんと盛り上がる。それを受けて、ティー田さんも中国の四声とベトナムの六声について講釈を始める。ああ、この会社の人たちは、ちょっとヘンだな。でも、面白いかもしれない。少しだけ、ボクは安心していたし、もしかしたら、一緒に入社したエム島君は心配になったかもしれないな、と思う。

  

2014年4月24日 JICA? No Payment!

フィリピン大使館にビザ取得に行く。滞在日数が1か月を超過すると、延長申請が必要で、窓口まで本人が出向かなきゃいけないらしい。今回の出張は36日間なので、こうして、ビザが必要なのである。すでに14日に申請の手続きは終わっているので、今日は受け取りのために六本木までお出掛け。

六本木を出て、大使館の方に歩いて行くと、途端にたくさんのフィリピン人で溢れている。日本じゃないみたい。これだけたくさんのフィリピン人が日本に滞在している、ということだ。

さてさて。通常、ビザの延長申請の料金は3,000ペソとちょっとくらい。日本円に換算すれば7,000円はいかないくらいの金額で、比較的、高額だ。料金を支払おうと思って窓口に並んでいたら、係員の人がボクのビザを見て、「JICA? No Payment!」と言った。どうやらお金はいらないらしい。ををッ、さすがはJICA様。支払いが免除された。JICAってすごいなあ。優遇されている。

  

2014年4月25日 思い遣りが世界を救うこともあるかもしれない。

英語のマニュアルを片手にフリーソフトを使う。いつだって、マニュアルを読むのは大変で、それが英語なのだから尚更。でも、このフリーソフト、非常に感覚的なので、するすると使い方を覚えていく。ここを押すとこうなるのだろうな、と想像が出来て、大抵の場合、その感覚が概ね正しい。だから、マニュアルなんかほとんどいらない、という素敵な展開。こういうのは、理想的だなあ。このソフトをつくったプログラマさんは、相当、相手を思い遣ることの出来る人だったのだろう。それか、想像力が働かせられる人。いずれにしても、素敵な人である。

  

2014年4月26日 漫画家精神とシュールレアリスム

最近、話題になっている九井諒子さんの漫画を買ってみる。非常にシュールで、ジャンルとしては何なんだろう。SFなのかな。4ページから8ページくらいのショート・ショートなんだけど、じわっと来る面白さだ。捻くれているというか。絵だからこそ発想できるショート・ショートというのが多くって、ああ、根っからの漫画家精神を持っている人だなあ、と思う。ストーリィに合わせて絵質も変えられるので、尚更だ。

この漫画はね。シュールなものが好きっって感覚を持っている人にオススメだ。油断していると、どん、とやられる。先が読めない。


『ひきだしにテラリウム』
(漫画:九井諒子,イースト・プレス,2013年)

  

2014年4月26日 ウェブ・カメラの話

長期出張に備えてウェブ・カメラを2台、購入。これでカガヤン・デ・オロ市にいながら、SkypeやLINEで日本とビデオ通話できる。国際派の人々が強く薦めてくれたのだ。

それにしても、ウェブ・カメラって、大学生の頃には、どれだけ安くても6,000円くらいしていたのに、今は2,500円もしない。その上、画質はハイヴィジョンだ。そんなに高画質である必要なんかないのに。時代は変わったなあ。

  

2014年4月27日 長期出張の荷物の話。

フィリピン出張に向けて、荷物をスーツケースに詰め込む。36日間に亘る長期の旅行なんて初めてなので、荷物の量が全ッ然、想像できない。ケンさんの「向こうに安い洗濯屋さんがあるので、着替えはそんなに持っていかなくても大丈夫ですよ。下着は4、5枚で充分。服はユニフォーム2着を交互に来ます。洗えば1日で乾きますよ!」というアドバイスに従いながら、それよりもちょっと安全側の設計で荷物を準備する。

1か月間の出張となると、もう、旅行というよりも赴任に近い感じがする。だから、必要なものは現地調達すればいい。そういう認識で正しいのだろうか。

荷物については、多分、みんな悩むところだと思う。何度か海外出張を経験した後に、どこかで再度、整理しておこうと思う。

  

2014年4月27日 Avail

一度、寝返りを打った赤ん坊は、もう、何度でも寝返りが打てるようになるらしい。くるり、くるり、と何度も寝返っては、そのたびに元に戻れなくなって泣き喚く。泣くんなら寝返らきゃいいのに。困ったものだ。

* * *

Avail(アベイル)というファッションセンターしもむらの別ブランドがあって、これがロックやパンクな衣装を売っていて素敵だ。本日は少し早い誕生日、ということで、自分の服を買ってしまった。基本的には派手な服が好きなボク。ショッキング・ピンクの七分丈カーディガンを買う。それから、青と黒と紫のホーンテッド・マンションみたいな柄のシャツ(笑)。

* * *

そうそう。衝撃を受けたのは与沢翼の破産のご報告。ちょっとビックリしたなあ。ビックリしたし、それに、こういう内容で報告する、というところに何よりも驚いた。もう少し格好つけてもいいのに。というか、信者がたくさんいるのだから、体裁を整えてもよかったのに。もう、ね。完全に白旗、という報告に、ちょっと唖然としてしまった(笑)。まあ、でも、そういうインパクトというか、話題性も含めて、与沢劇場なのかもしれない。

  

2014年4月28日 出撃準備、万端!?

いよいよ明日、フィリピンに出発だ。異動してから怒涛の日々だった。23日に今の会社に異動になって、まだ4日間しか出勤していない。新しい会社の人々とのコミュニケーションもそこそこに、明日からいきなり36日間の長期出張だ。

スーツケースは細々(こまごま)した日常品を放り込んで蓋を閉めればオーケィな状態。今日は朝からフィリピンに持っていく機器を提供してくれる会社と最終調整。機器の使い方に関する英語のマニュアルをゲットした。

職場に戻ったら、前の会社からメールが届いていて、頼んでいた資料をゲットした。異動前に準備していた資料と合わせて、これで資料が揃った。この資料があれば、現地でいろいろと説明できる。

持ち物についてはこれで準備万端。後は……ボクの心の準備。それから今回のミッションに関わるいろいろなお勉強。何しろ、まだこの会社に異動して来て4日しか経っていないのだ。

  

2014年4月29日 50万円を懐に右往左往inフィリピン!?

国際ビジネスの業界用語で「ロジ」というのがある。Logistics(ロジスティクス)の略で、日本語では《後方支援》と訳されたりするんだけど、レンタカーやホテル、航空券の手配、現地で必要な備品の調達、その会計などの業務である。現地でやるのは「現地ロジ」。たとえば、その日のレンタカーの運転手、電話番号を確認して、時間や行先、支払について調整するような仕事だ。

以前、ミャンマーに行ったときには、主催する企業のY田さんが奔走されていた。お湯が出ないからホテルの部屋を変えてくれとか、プリンタの紙がなくなったから買ってこいとか、このデータをスキャンしたいからスキャンできる店を探してくれとか、そういう調整を一手に彼が引き受けていて、結構、大変だなあ、と思っていた。ボクはそこにゲストとして参加していたわけだ。今回の案件はホスト参加。つまり、ロジを全部、自分たちでやらなきゃならないということ。現地ロジは必然的に一番若手のボクがやることになる。

そんなこんなで、マカティー市のホテルで初日のミーティングの後、いきなりケンさんから50万円渡された。ケンさんが半分、ボクが半分。リスク分散というわけだ。日本でもそんな大金を持ち歩かないのに、治安の悪いフィリピンの地。ボクは50万円を懐に、右往左往している。

  

2014年4月30日 海外での誕生日!!

ハッピィ・バースディ・トゥ・ミィ。そんなわけで、本日、誕生日。33歳になった。まさか海外で誕生日を迎えるとは!

フィリピンでは、誕生日を迎えた人がみんなにごちそうを振る舞うらしい。というか、日本以外はそんなもんだ、と聞いた。だから、本日、ボクが誕生日なのは内緒である(笑)。