2024年8月12日 ヘッドフォンを購入してみた話

ボクはほとんど毎日と言っていいほど、音楽を聴く。まさにNo Music, No Lifeだ。でも、大抵の場合、再生機器はiPhoneで、イヤフォン越しに聴いている。しかも100円均一で購入した真っ白い安いイヤフォンだったりするので、音質はダメダメだ。最近、East of Edenの楽曲を聴いていて、たくさんの人がわかざえもんのベースを頻りに褒めている。一方でコメント欄にはベースの音が聞こえないなど、音のバランスを指摘する批判めいたコメントも多かったりする。ボクの耳にも、正直、あんまりわかざえもんのベースは聴こえてこないので、イコライザの設定を「低音を増やす」にして聴くようにして、ベース音を楽しんでいた。

家のPCにもイヤフォンは差してある。真っ赤な派手系のイヤフォンだが、これはほとんどの場合、多言語再生用だ。中国やベトナム、タイなど、外国の妖怪を調べたときに、その発音が分からないことがあって、そういうときには音声を聞く。いろんなウェブサイトで、各国の言語を発音してくれるので、それで一応、音を確認して、カタカナ化してファンタジィ事典に掲載している。そんな中で、たまたま「日々の雑記」の記事を書く上で、YouTubeを再生して、真っ赤な派手系のイヤフォンで聴いた。ステミレイツの「Antimental」だ。その瞬間にズドーンと全身を貫くような衝撃を受けた。

いつもの真っ白いイヤフォンで聴く音と全然、違う。滅茶苦茶、音がクリアーで、ベースもちゃんと聴こえる。確認したら、PCに差しっ放しの真っ赤な派手系のイヤフォンはオーディオテクニカの超高級なヤツだった。おお、全然、音質が違うやんけ! ボクはビビってしまった。再生機器がPCだからか? 慌てて赤いイヤフォンをiPhoneに繋いで再生してみる。いやいや、再生機器の問題じゃないな。イヤフォンの性能だ。どうやら、ボクは多言語再生する専用としてオーディオテクニカを使って、日常に音楽を聴くように100均のイヤフォンを使っていたらしい。いやはや。

そんなことがあって、ここのところ、電気屋さんに行っては、音を聴き比べている。便利なもので、イヤフォンやヘッドフォンの売り場では、自分のiPhoneを繋いで自由に再生してみて、音を比較できるようになっている。高いものだと10万円を超えるものもあって、価格によって全然、音の深みが違う。でも、白状すれば、ボクは5,000円を超えたあたりからあんまり音の違いが分からない。結局は100均イヤフォン常用者なのだ。そんなこともあって、6,000円程度のオーディオテクニカのヘッドフォンを購入してしまった。ふふふ。