2023年5月17日 素直キャンペーンやりませんか?

先日、岡本カウアンがYouTubeを更新していて、誰かを攻撃する意図がないことを明言していた。ジャニー喜多川氏を訴えるとか、藤島ジュリー景子氏を追い出すとか、ジャニーズ事務所を潰すとか、そういうネガティヴなアクションには、彼は関心がない。それって健全だな、と感じた。

ついついボクたちは制裁を与えたくなる。罰を与えたくなる。でも、法治国家だ。勝手に誰かが誰かの尺度で罰を与えることはできない。社会が寄って集って誰かを罰することはできない。でも、何となく義憤の先に、誰かを追い詰めたくなる。それは行き過ぎた正義かもしれないし、歪んだ正義かもしれない。ただの妬みや嫉み、鬱憤の矛先を向けているだけなのかもしれない。

罪を憎んで人を憎まず。ボクたちには寛容さが必要だ。だから、岡本カウアン氏のYouTubeのリンクを張っておこうと思う。とてもいい動画だと思う。

その上で、ジュリー氏の性加害を「知らなかった」という説明は、完全に悪手だと思った。「素直キャンペーンどうですか?」というカウアンの提案には沿えなかった格好だ。

だって、知らないわけがない。ボクですら、大学生のときに、ビレッジバンガードでアングラ本の間に配架されていた暴露本を手に取って立ち読みしたことがある。タイトルまでは明確に覚えていないけど、おそらく北公次氏のものと平本淳也氏のものだった。読んで衝撃を受けた。今でも覚えている。こんなことがあるのかと思ったし、それがまるでメディアで報じられていないことに衝撃を受けた。

その後、いろいろとネットサーフして、この事実を承知でジャニーズに子供を入れる母親がいることにも、衝撃を受けた。そんな情報はオンライン上に腐るほど溢れている。それを、経営幹部が知らなかったはずはない。ただただ、見たくないものに蓋をして、目を伏せていただけだ。逃げていただけだ。そういう風に語るべきだったと思う。本気で、本音で、語るべきだった。

ボクは、岡本カウアン氏の目指す世界が美しいと思う。そこに着地できればよかったのに。それがとても残念だ。